ある殺人事件の法廷に、裁判長が六年前に恋した女性が陪審員として現われる。裁判長は彼女に愛を告白するが……「大統領の料理人」のクリスチャン・ヴァンサン監督が、自らの脚本で裁判と恋愛という二つの物語を巧みに絡み合わせて織り上げたラブストーリー。
 

クリスチャン・ヴァンサン監督による注目の新作

裁判長に「ボヴァリー夫人とパン屋」のファブリス・ルキーニ、陪審員の女性に「王様のためのホログラム」のシセ・バベット・クヌッセンが扮し、証人や傍聴人にはプロの俳優ではない一般人が多く起用されている。

画像1: © 2015 Gaumont / Albertine Productions / Cinéfrance 1888 / France 2 Cinéma

© 2015 Gaumont / Albertine Productions / Cinéfrance 1888 / France 2 Cinéma

裁判と恋愛という二つの物語を巧みに織り上げたラブストーリー。

フランス北部の美しい街サントメール。この町の裁判所の裁判長ミシェル・ラシーヌ(ルキーニ)は自他共に厳しく、人間味のない機械のような判決を下す裁判長として畏怖されていた。

今日の裁判は娘を蹴り殺したとされる若い父親が被告だ。その陪審員として現われた一人の女性を見てミシェルは驚く。彼女ディット(シセ)は、ミシェルが6年前に事故に遭った時に担当してくれた麻酔医で、彼がこれまでの人生で唯一恋をした相手だったのだ。

被告は犯行を否定し、調書の信頼性も怪しくなってくる。
休憩の合間にミシェルはディットに会い、彼女に愛を告白する。ディットにしてみれば彼への当時の優しさは単に麻酔医としての職務だったのだが、情熱的なミシェルに彼女の心も動き、ミシェルもまたこれまでと違う人間的な感情を覚えていた……

画像2: © 2015 Gaumont / Albertine Productions / Cinéfrance 1888 / France 2 Cinéma

© 2015 Gaumont / Albertine Productions / Cinéfrance 1888 / France 2 Cinéma

画像: 熟年の淡い恋と法廷劇…映画『アムール、愛の法廷』予告編 youtu.be

熟年の淡い恋と法廷劇…映画『アムール、愛の法廷』予告編

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