永井豪原作のロボット・アニメ「鋼鉄ジーグ」を重要なモチーフとして盛り込んだイタリア映画「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」が5月20日から公開される。イタリアのアカデミー賞と言われるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で主演男女優賞など7部門を受賞し、大ヒットした作品だ。
画像1: 日本のアニメをモチーフにしたダークなヒーロー映画「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」が5月20日公開

1976年に日本で放送開始、79年にイタリアでも放送され、大人気を博した永井豪原作のロボット・アニメ『鋼鉄ジーグ』。少年時代から日本製アニメの大ファンだったガブリエーレ・マイネッティ監督が、このアニメを重要なモチーフに盛り込んだイタリア製ダークヒーロー映画。16年のイタリア版アカデミー賞であるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で主演男女優賞など7部門を受賞し、興行的にも大ヒットを記録した。
出演は「海と大陸」のクラウディオ・サンタマリア、イレニア・パストレッリ、ルカ・マリネッリ、アントニオ・トルッポら。

画像2: 日本のアニメをモチーフにしたダークなヒーロー映画「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」が5月20日公開

テロの脅威に晒される現代ローマ郊外。孤独なチンピラのエンツォ(サンタマリア)は盗みを働き、放射性廃棄物の棄てられた川に飛び込んだことから体調に変化が起きる。その後、唯一交流のあるセルジョと二人で闇取引の仕事の最中に相棒は殺されるが、エンツォは銃で撃たれても助かり、自分に超人的パワーが身についたことを知る。

画像3: 日本のアニメをモチーフにしたダークなヒーロー映画「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」が5月20日公開

セルジョの一人娘アレッシア(イレニア)は日本のアニメ『鋼鉄ジーグ』の熱烈ファンで、現実と虚構の区別がつかないでいたが、セルジョが金を盗んだと勘違いした組織のリーダー、ジンガロ(マリネッリ)に狙われる彼女をエンツォが守ることになる。凶暴なジンガロは不死身のパワーを持つエンツォの存在を知り、自らもその力を得て闇の帝王に君臨しようとするが…

画像: 映画『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』本予告 www.youtube.com

映画『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』本予告

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「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」
5月20日公開
監督/ガブリエーレ・マイネッティ
出演/クラウディオ・サンタマリア、イレニア・パストレッリ
ザジフィルムズ配給
©2015 Goon Films S.R.L. Licensed by RAI Com S.p.A.-Rome, Italy. All Rights Reserved.

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