スーパーマン、バットマンなどに続くDCコミックのスーパーヒーローがこの夏、映画化、それが「ワンダーウーマン」(2017年8月25日日本公開、ワーナー・ブラザース映画配給)だ。6月2日に全米公開を控え、早くも批評家から絶賛を集めている。これは新たなアメコミ映画の傑作の誕生か?
ワンダーウーマン、それはバットマンが地球上で最強と認めたアメコミ界ぶっちぎりの美女戦士。プリンセスにして最強の強さと美しさを持つスーパーヒーロー。だが彼女は外の世界を知らず、男性を見たこともない。そんな彼女が何を見て、何のために戦うのか? ワンダーウーマンを演じるのは「ワイルド・スピード」シリーズにも出演していた美人女優ガル・ガドット。ミス・イスラエルにも選ばれたことがある完璧な女性だ。
さる5月26日アメリカ、LAで行なわれたプレミアの後、作品の完成度の高さが話題に。全米の辛口批評家によるレビューをまとめるサイト『ロッテン・トマト』で、上映直後97%の支持率を獲得。6月1日現在でも94%を維持しており、これは歴代のアメコミ映画では「ダークナイト」「アイアンマン」と並ぶ高評価だ。『これまでのアメコミ映画の中でもベスト!』という評論家もおり、この夏映画ファン必見の1作に躍り出た。監督はこちらも女流のパティー・ジェンキンズで、男性優位のアメコミ界に新風を巻き起こした形だ。日本公開も今から待ち遠しい!