トム・フォードのブラックスーツに身を包んで登場したジョニー・デップ。一時期は激太りや激ヤセでファンを心配させたが、かつてのカッコいいジョニーが帰ってきた。彼の両脇にはリーゼントヘアで決めたブレントン・スウェーツと黒のドレスがシックなカヤ・スコデラリオ。さらに日本語吹替版で声優を務めた栗山千明と中川大志も。
とにかく今日のジョニーはジャック・スパロウのようにゴキゲン。ステージ上をフラフラ動き回ったり、司会者の質問を笑いではぐらかしたり。はたまた栗山千明とハグしたり中川大志をキスしたり(!)。そのたびにファンから「キャ~!」と黄色い声が上がる。
超ビッグバジェット映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」についての感想を求められると『この映画は独立系の小さなインデペンデント映画だよ。予算もないし僕らの想いだけで作った。もちろん一銭も稼いでない』とジョークで返す。ちなみにイベントでは、最初から最後まで日本語で「こんにちは」と言い続けたジョニー。というか、言葉に詰まるとすべて「こんにちは」にしちゃってたジョニー。「みなさん、どうぞこの映画を……こんにちは」「ジャックはいつもラム酒を飲んでて……こんにちは」って感じ。
ギャグがすべっても「こんにちは」で乗り切っていたジョニーだったけど、それでも、それだからこそファンは大喜び。アウト・オブ・ルールのかっこよさ。司会者が『続けてもいいですか、ジョニーさん!』というと『アーイ!』って、イルマニアか、ジョニー!?
イベントの最後は学生たち100人ほどによる大迫力のよさこい。まさに夏祭りと呼ぶにふさわしい「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」イベントだった。
イベントの動画はこちら。ジョニーのはしゃぎっぷりを見てね.。