全米公開された「ワンダーウーマン」は 1億ドル超えの大ヒット
アメコミ関連の映画について、縦横無尽に楽しい知識、お得な情報などをみなさんにお届け。今回は「ジャスティス・リーグ」の監督交代をはじめとする、DC映画関係の話題を。

DC映画まわりでショックなことが起こりました。「ジャスティス・リーグ」からザック・スナイダー監督が降板。もともと本作については再撮影の噂が流れていて、ファンはやきもきしていたのです。出来に問題があるのか? でも「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」のように大幅に再撮した(と言われている)けど結果的に素晴らしい映画になった例もある。

しかし状況はもっとシリアスでした。3月にザック・スナイダー監督のお嬢さんが自ら命を絶つという悲劇が起こりました。監督は残された家族のために時間を使いたいと、自ら「ジャスティス・リーグ」から降板することを決めたそうです。ワーナー側は公開日を遅らせてザックの復帰を検討したそうですが、ザック自身が、そして彼の妻で本作のプロデューサーであるデボラーも予定通り公開して欲しい、と。

そして彼のかわりに「アベンジャーズ」「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」のジョス・ウェドンがこの後を引き継ぐということになりました。ジョス・ウェドンはワーナーで「バットガール」の映画化を進めており、また「アベンジャーズ」以前に「ワンダーウーマン」の監督候補だったので、DCとの関係も良好。確かにこの段階で引き継ぐには最適な人物かもしれません。ジョス・ウェドンが最後の仕上げだけなのか、新たに彼の用意した脚本とかで何らかの再撮影するのかはわかりませんが。「アベンジャーズ」を成功させたジョスが「ジャスティス・リーグ」に関わる、というのは本来ならいいNEWSですが、今回はあまりにザック・スナイダー監督の降板の理由が悲しすぎる。なんとも複雑な気持ちです。

「ワンダーウーマン」大好評!そして以後のDC映画の情報は?

DC映画まわりではいいNEWSも!

6月2日全米で「ワンダーウーマン」公開!「ダークナイト」以来の傑作!とも言われ驚異的な評判の良さ!これが功を奏してオープニングの興行成績が当初6500万ドルの予想だったのに蓋を開けてみたらなんと1億50万ドルの大ヒット!(女性監督作としての初の1億ドル超えスタート!)続編にGO!サイン!実は僕も一足早く「ワンダーウーマン」を拝見したのですがクリストファー・リーヴの名作「スーパーマン」に匹敵する本当に素敵な映画です!

その他DC映画まわりの噂では、エズラ・ミラー出演の高速ヒーロー「フラッシュ」は2020年の公開を目指し、いま監督を選定中! 候補はロバート・ゼメキス、マシュー・ヴォーン、そしてサム・ライミー!「キック・アス」「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」「キングスマン」のマシュー・ヴォーンと「スパイダーマン」シリーズのサム・ライミーなら青春もの×ヒーローものは実績あるし、ゼメキスならタイムトラベル×青春ものは得意(「バック・トゥ・ザ・フューチャー」)!あとひたすら走る男も手掛けていますね(「フォレスト・ガンプ/一期一会」)。誰に決まっても嬉しい!

バットマンのソロ映画「ザ・バットマン(仮)」のマット・リーヴズ監督は、多くのヴィランが登場する話にしたいと言っているらしく、候補としてジョーカー(もちろん演じるのはジャレッド・レトーでしょう)、デスストローク、そしてスケアクロウあたり。となるとヴィランたちが収監されている“アーカム・アサイラム”が舞台になるのかな?

DCのアンチヒーロー、ブラック・アダムを演じるドウェーン・ジョンソンは、彼が戦う正義のヒーロー、シャザムをアーミー・ハマーに演じてもらいたいと発言。またブラック・アダムとヘンリー・カヴィル演じるスーパーマンがいつか映画の中で戦うとも言ったそうです。なお「マン・オブ・スティール2」の監督候補に「怪物はささやく」「ジュラシック・ワールド2」のJ・A・バヨナの名前もあがっているとのこと。「グリーン・ランタン・コープス」は地球のヒーロー話ではなく「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のような宇宙活劇を目指している、そうです。DCも盛り上がってきています。

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