自宅で覆面をした謎の男にレイプされるという体験をしたゲーム会社の女社長。自らその犯人を探そうとする彼女は、次第にその得体のしれない本性を現わしていく……一筋縄ではいかないヒロイン、ミシェルを演じたイザベル・ユペールがアカデミー賞主演女優賞候補となり、ゴールデングローブ賞ではドラマ部門主演女優賞と外国語作品賞を受賞するなど、数々の賞を受賞した衝撃作。
 

INTRODUCTION

監督はオランダ出身でハリウッドでも活躍するポール・ヴァーホーヴェン(「ブラックブック」)で、原作は「ベティ・ブルー/愛と激情の日々」のフィリップ・ディジャン。共演には「ミモザの島に消えた母」のローラン・ラフィット、「風にそよぐ草」のアンヌ・コンシニ、「夏時間の庭」のシャルル・ベルリング、ヴィルジニー・エフィラ、ジョナ・ブロケ、アリス・イザーズら。
 
脚本は「13の選択」のデーヴィッド・バーク、撮影は「預言者」のステファーヌ・フォンテーヌ、音楽は「フル・モンティ」のアン・ダドリーが担当している。

画像: ©GAGA

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STORY

ゲーム会社の社長ミシェル(イザベル)は、自宅で謎の覆面男にレイプされるが、その後警察に連絡するでもなく、いつものように訪ねてきた息子ヴァンサンを迎えた。定職にもつかずにいた息子は恋人ができたことで働き始めたが、その恋人は財産を狙っているのではと疑わしい。またミシェルの老母は逆に若い恋人と付き合っているが、これもあからさまに金目当てだ。元夫リシャール(ベルリン
グ)も売れない小説家で、新ゲームの企画をミシェルに持ち込んできたが、彼女はそれを断わった。ほとんどの社員はワンマンなミシェルを嫌っていると共同経営者のアンナ(アンヌ)は思う。
 
そのうちに送信者不明のレイプ犯からと思しきメールが届くようになり、ミシェルは会社の反抗的な部下や、元夫、向かいの家の主人パトリック(ラフィット)らに疑いの目を向ける。連続殺人で終身刑を受けた父との煩わしい過去があるため、二度と警察と関わりたくないミシェルは自ら犯人捜しを始めるが、その間に彼女の危険な本性が見え始める……

画像: 『エル ELLE』 本予告 8月25日(金)公開 youtu.be

『エル ELLE』 本予告 8月25日(金)公開

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