本日公開される「ワンダーウーマン」は、世界中で大ヒットし主演のガル・ガドットを一躍トップ人気に押し上げた。日本でもブレーク必至の彼女の、最新インタビューをお届け。

最強の女性ヒーロー〝ワンダーウーマン〞を主人公にした初めての実写映画「ワンダーウーマン」が、ようやく日本でも見られる。アメリカはじめ世界中で大ヒット中のこの映画でワンダーウーマンを演じているガル・ガドットに、映画のことだけでなく、このキャラクターの持つ意味や、いまこの映画が作られた意義などについても語ってもらった。

――女性として、そして二人の女の子の母親として、ポップカルチャーにおける最もパワフルな女性のアイコンを演じるのは、どういった意味があるのでしょうか? また、若い世代にどんなメッセージを伝えることを期待していますか?

このアイコニックなキャラクターが、75年間にわたって存在しながら、彼女のオリジン・ストーリーを見たことがなかったというのはクレージーよね。それは奇妙なことだわ。男性や男の子には、子どもの時にスーパーマンやバットマン、スパイダーマンという見本になるキャラクターがあった。でも私たちには見本となる強い女性のキャラクターはいなかった。

でもやっと、見本となる強い女性を彼らが持てるのはとても重要なことよね。女の子だけでなく、男の子にとってもね。いまの時代、誰もが女性のエンパワーメントについて話し続けている。でも教育することなしには、女性に力を持たせることはできないの。だから二人の子どもの母親として、いまやっとそれが起きていることに興奮しているわ。そして、もっと強い女性たちが出てくることに期待しているの。

――あなたはとても多くのティーンエージャーたちの模範になると思います。多分、少し迷っていて、勇気を持つことを目指している女の子たちの。その準備はできていますか。

多分ね。列車は駅を出発したの。私は、誰かの模範になりたいわけじゃない。でも、もしそうなる機会があったら、それはとても重要なことだと思うわ。それは責任を持って扱う必要があるの。そうね、準備はできているわ。私にそれがやれるのは分かっている。でもそれは、予想外の結果のようなものに感じるわ。分かるでしょ?

――ワンダーウーマンと男性のヒーロー・キャラクターの違いは何でしょう?

明らかに彼女は、これまでで最もパワフルな戦士よ。そしてこれまで、強さとかパワーは普通、男性と結びついてきた。彼女にはそれが備わっているけど、私たちはまた、彼女の女性的なクオリティーも維持したの。彼女の傷つきやすさ、思いやりの心、愛、エモーショナルなインテリジェンスをね。一度両方の世界を合わせたら、力とパワーとすべての女性的クオリティーを合わせたら、とても特別なキャラクターになるわ。すべてを一つにしたらね。

画像: ――ワンダーウーマンと男性のヒーロー・キャラクターの違いは何でしょう?

――パティー(ジェンキンズ監督)はあなたについて、スクリーン上でも外でもワンダーウーマンのスピリットを体現していると言っていましたが、彼女のそういった評価についてどう感じますか?

私はかなりのメソッド女優なの。パティーには、〝私のことは今からダイアナと呼んで〞と言ったわ(笑)。彼女がそう言ってくれたことは嬉しいわね。パティーのことは本当に好き。私たちはとても相性がよいる時に、ウニを踏んでしまったし。でも全体的には、体力的にすごく準備していたから、最終的にはとても楽しかったわ

――初めてワンダーウーマンのコスチュームを身に着けた時はいかがでした?

初めてあの衣装を着たのは「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」の時だったの。役をもらってから一日後に、衣装のフィッティングのためにミシガンに飛ばなければならなかった。でも衣装は明らかに私のサイズには合っていなかったの。それはバービー人形用みたいでとてもきつかったわ。でも私は何も言わなかったの。「オッケーよ」みたいな感じで。すごく興奮していたんですもの。でも自分自身で立ち上がれないくらい本当にきつかった。自分の体から抜け出たような体験で、奇妙だったわ。

彼らは突然、私をワンダーウーマンの姿にしたのよ。ちょっと前まではガル・ガドットだったのに、次の瞬間には私はワンダーウーマンになっていた。クレージーよ。ありえないわよね。でもそのあとで衣装を調整してもらって、着ていても息ができるようになった。いまではすべてうまくいっているわ。

――DCは、キャラクターを掘り下げたりリサーチするうえで協力してくれたと思いますが、コミックで特に役立ったようなものはありましたか?

私がこの役をもらった時、コミックブックやワンダーウーマンについての多くの本が詰まった箱が二つ送られてきたの。私はオタクなの。一度仕事を手にしたら、多くの読書をしたわ。何年にも渡って、コミックブックの中で実に多くのバージョンが、ワンダーウーマンにはあるの。そして最終的に私が役に入って、パティーが入ってきて、私たちにとって重要だったのは、みんなが感情移入できるワンダーウーマンを描くことだった。

そして、〝ワンダーウーマンの本質は何か?彼女は他のキャラクターがやらないどんなことを、今回の映画に持ち込むのか〞という点が話されたわ。私たちは、自分たちに必要な彼女の価値観やクオリティーを見つけたのよ。

ワンダーウーマンの本質は、愛すること。彼女の中にはそういった温かみがあるの。彼女はストレートなキャラクターじゃないのよ。彼女は生意気になったりするし、美しくて特別な態度を見せたりもする。だから、私たちが好きで、ユニークだと思うそのキャラクターのクオリティーをちゃんとキープするようにしたわ。そしてその後、すべてのコミックやいろんなものを横に置いて、脚本に注意を払ったのよ。

――この映画では女性による大がかりな戦闘シーンも描かれていますが、そのシーンの撮影は普通の映画とは違っていたのではないですか?

そうね、驚くべき撮影だったわ。私が初めてこの映画の完成版を見た時、そこが一番印象に残ったわ。それがいかにクレージーなものかがね。少なくとも私にとっては、それは初めてのことだったから。女性によるそんな大がかりなバトル・シーンを見るのは初めてだったのよ。「300/スリーハンドレッド」とかはあったわ。美しく撮影された、腹筋が割れているすべての男性たちによるものはね。それを女性たちがやるのを、あなたたちはいつ見たかしら?自分たちのスタイルで見事に戦う女性たちをね。それは私には驚きだったわ。すごくオリジナルよね。それを撮影した時、戦う女性たちを一つの大きな家族のように感じたわ。

私たちが滞在していたのはハッピー・ビレッジという名前だったんだけど、本当に私たち全員ハッピーだった。男性たちは乳母車と子どもたちと一緒で、女性たちはビーチにいたの。男性たちもビーチへの道を何とか見つけ、一日中いたわ。みんながエンジョイして、楽しんでいた。そして、実に多くの素晴らしい女性たちがそこにはいて、私はそんな彼女たちと仕事をしたのよ。

――楽しい現場だったようですね。そういう現場はやはり珍しいのですか?

あの現場には姉妹同士のような雰囲気があったわ。妬みや嫉妬はなかったの。〝あなた元気?子どもたちはどう?〞と言いながら、お互いにキスしたりしていたの。最高に楽しかったわ。

それと、それ以外では、私は大きなフランチャイズ作品で、多くの男性による環境でたくさん仕事をしてきたけれど、この映画の現場にはとても包容力のあるエネルギーを感じたわ。誰もがそこにいるの。すべての部署、すべてのキャストがね。仕事に来たら、現場で働いているすべての人たちを名前で知っていた。彼らに子どもたちが何人いるかもね。それは本当に一つの大きなハッピーな家族のように感じたわ。私はこの話ならいくらでも続けることができるわよ。

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