画像: 撮影/大西 基 スタイリスト/遠藤彩香 ヘアメイク/AKIKO SAKAMOTO(3rd) 衣裳/KENZO(花柄ドレス・ブーツ) 問)KENZO Paris Japan TEL.︎03-5410-7153

撮影/大西 基
スタイリスト/遠藤彩香
ヘアメイク/AKIKO SAKAMOTO(3rd)
衣裳/KENZO(花柄ドレス・ブーツ)
   問)KENZO Paris Japan TEL.︎03-5410-7153

柔軟性を大事にしていきたいと思っています。

ーー映画監督にはいろいろなタイプがいますが、小松さんは監督の個性に合わせて演じていくタイプ?
『合わせていきたいなと思っています。やっぱり感覚も違いますし、演出も違いますから。自分がこうというより、監督がやりたいものがあったらそれを聞いてやってみて、その中で自分がしたいことをちゃんと出していきたい。それに状況とかもあるから、現場に行かないとわからないこともあるじゃないですか。それに監督によって、全部演出する方もいますし、じゃあどうぞっていう方もいますし。監督に何を求められても驚かない。そういう柔軟性を大事にしていきたいと思っています』

ーー台本をキッチリ読んで、自分で演技プランを立てて現場に入るのではなく。
『私があまり考えてできるタイプではないというのもあるんですけど、現場に入ってそのキャラクターを知っていきたいし、相手のお芝居を見てそこで感じたものを出していきたいです』

ーー映画デビュー作である『渇き。』で、中島哲也監督に「自分で勝手に演技をするんじゃなく、相手を見て芝居をしろ」と言われたことに、小松さんは強烈な影響を受けたんですよね。
『そうですね。自分勝手にこうだからこうしてとか、台詞がこうだからとかではなく、その人が言ったことに対して泣く、その人がやったことに対して行動する。本当に相手とのお芝居なので。相手がどう来るかわからないので、それはしっかり見て、それに対して役としてどう応えていくか。『渇き。』で学んだことはたくさんありました』

ーー『溺れるナイフ』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』、そしてマーティン・スコセッシ監督のハリウッド映画『沈黙 -サイレンス-』など、ここ1年で7本の映画に出演されていますが、映画というメディアに対しての想いは?
『私は映画が大好きなので、映画に多く関われることをすごく嬉しく思っています。時間のかけ方と言うか、映画って、1シーンに時間をかけてくれたりするじゃないですか。私は不器用なので、それがすごくありがたくて。自分の気持ち的にもそのペースがすごくやりやすいですし、撮影をする中で成長していってるという部分が今まで映画をやってきた中ですごく感じるので。それに映画の現場って、映画好きの方が集まっているじゃないですか。スタッフの方と話していると、皆さん本当に映画を愛しているって感じる。みんなで最高のものを作ろうという愛がある中でやらせてもらえることは刺激的ですし、何よりも楽しい。できることなら私は一生、映画と関わっていきたいなと思います』

ーーメッセージを。
『「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」を観て、私は純粋に面白いなと思ったんです。あれだけの原作を2時間の中に収めて、でも「ジョジョ〜」の世界観はちゃんとあって、一人一人のキャラクターはすごく濃くて魅力的で。スピード感もあるから、とにかく、あっという間に観れたんです。 だから一度観ただけではまだのみ込めない部分もあって。もっとゆっくり見て、この作品についていろいろ知りたいなとも思いました。やっぱり最初はドキドキ感とかあって、なかなか落ち着いて観れない部分もあるんですけど、観れば観るほど楽しんでもらえる映画になったんじゃないかなと思います』

「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」

画像: ©2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会 ©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

©2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会
©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」
全国公開中
配給:東宝、ワーナー・ブラザース映画

【インタビュー】実写映画「ジョジョの奇妙な冒険」の
小松菜奈に直撃!①

▼前回のインタビューはこちらから▼

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