『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の最新情報をお伝えする今回は最大のキーマンとなるマーク・ハミルのインタビューをお届け!

「レイとルークの関係性は今回の映画ですぐわかるよ」

2015年の年末に公開され、世界中で社会現象的ヒットを記録した「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」は、ヒロインのレイが旧三部作の主人公ルーク・スカイウォーカーと出会う場面で幕を閉じた。その続編となる『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』ではルークが最大のキーマンとなり、なぜルークは身を隠していたのか、レイとはどんな関係なのかという、前作に残された謎が解き明かされることになる。ルーク役として本格的に、待望のシリーズ復帰を果たすマーク・ハミルが『最後のジェダイ』について初めて語ってくれた。

ーー「スター・ウォーズ」の世界に再び戻ってくるのはどのような気分ですか?

『このシリーズに戻ってくることなんて僕は考えもしていなかった。新しい三部作をやると聞いても、僕たちなんかお呼びじゃないと思っていたんだ。50年とか100年先の、未来のことを語るんだと思っていた。でも、いまこうして振り返ってみると、「始まり」、「真ん中」、そして「終わり」という三つの物語に関わっているし、僕も戻ることができてとてもうれしい。何よりも、20代のころにはできなかった、仕事を楽しむということができている。オリジナルの三部作よりずっと楽しく仕事をさせてもらっているよ』

ーー『最後のジェダイ』では多くのファンがルークの活躍を見たがっています。それを期待してもいいでしょうか?

『ひとつ言えることは、「フォースの覚醒」のときよりは「最後のジェダイ」のほうが僕の出番も多いし、より深く物語にかかわっているということだ。ただ、僕の役が何をするかという細かなことを、どこまで話していいかは定かじゃないんだ』

ーーでは、ルークとレイの関係について話せることはありますか?

『この二人の関係性は、「最後のジェダイ」を見ればすぐにわかると思うよ。そして、僕がどんな反応をするかもね。「フォースの覚醒」のラストシーンで、僕は彼女の訪問をあまり快く思っていないように見えたよね。それは、僕が孤島にいる世捨て人だからだよ。たとえ誰であっても、知らせもくれずに島に現われる人が気に入らないんだよ』

「僕は高校生の二年間を日本で過ごしたんだ。日本は僕の一部で、とても親しみを感じる」

ーー脚本にはあなたが思ってもいなかったことが書かれていたそうですが、それはどんな部分なのかもう少し教えていただけますか?

『ああ、僕はそう言ったね。ルークというキャラクターととても長い時間を過ごしてきた人間として、僕は何というか、そのキャラクターを所有しているとまでは言わないけれど、守ってあげたいと思ってしまう傾向がある。キャラクターの一貫性を保ちたいという気持ちが働くんだな。だから、まだこんなに思いもよらなかったことがあったのかということに、まずびっくりしたんだ。特報映像の中で、ルークは「たったひとつの真実を私は知っている。ジェダイが最後を迎えるときが来た」と発言している。僕は本当かよ、と思った。ルークというのは、オリジナルの三部作の中で、最も楽観的で希望にあふれた人物じゃなかったのかってね。だから何でそんな結論に達してしまったのか、いったい何が彼に起こったのかって思ったんだ。そのあたりを観客の皆さんに見つけ出してもらおうと思っている』

ーー最近ではモーションキャプチャー技術なども目覚ましく進化していますが、特殊効果などを使って若いときのルークを演じてくれと言われたらどうしますか?

『新しく自由な発想はどんどん出てきているし、僕もモーションキャプチャーで演じる役をぜひやってみたいね。今度若き日のハン・ソロが映画になるんだろう? もしそうなら、若き日のルークを描く作品があってもいいんじゃないかな、と思わないこともない。ただ、ハン・ソロは密輸屋だったり、悪党だったり、ギャンブラーで女癖が悪いなど、いろいろな背景となる歴史がある。ルークはあのとき、まだ10代だったし、それも砂漠の惑星にいた。だから、映画ができるようなワクワクする冒険の話なんてないかもしれないね』

ーー日本のファンにメッセージをいただけますか?

『ご存じないかもしれないけれど、僕は高校生の二年間を日本で過ごしたんだ。日本は僕の一部で、僕の心の近いところにいて、とても親しみを感じる。日本はいい国であるだけでなく、驚くような映画ファンのいる国なんだ。本当にまた日本に行くことを楽しみにしているよ』

「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」12月15日公開!!

画像: 「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」特報 youtu.be

「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」特報

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