ハリウッドスターインタビュワー歴37年の成田陽子がお送りする「風と共にハリウッド」では、自身のインタビュー内容はもちろん、スターのさまざまな情報をお届けします。今回は、海外ドラマ「ゴシップガール」のイメージが強い、ブレイク・ライブリーにインタビュー。

成田陽子(なりた・ようこ)
ハリウッドのスターをインタビューして37年!!ツーショットと来たらどっさりざくざく。最近は映画の記事も減ってきて発表してないお宝が貯まる一方。貯金は減る一方ですが、ともかくつたないブログで全く為にならないお話と、とっておきの古い写真とか新しいものも載せていきたいと思ってます。

毎度ファッショナブルで、チャーミングなブレイク・ライブリーの最新作は「ALL I SEE IS YOU」(2017)という映画で、題名から御察しの通り、盲目の美女を演じています。

盲目の美女が出てくる映画はかなり多いいのですが、いま思い出すだけでもオードリー・ヘップバーン、ユマ・サーマン、昔のテレビシリーズの刑事の妻、などなど調べる余裕がないのでリストアップしませんが、やはり聴覚と皮膚感覚が研ぎ澄まされた人間の官能がドラマに相乗効果を与えるからでしょうか。

会見に現れたライブリーは2番目の赤ちゃんを産んだばかりだというのに、ボディコンシャスな胸とウエストが強調されたデザインで、おまけに上質なウールとモヘヤという秋らしい珍しいコンビネーションです。長身だからこそ着こなせる特別なスタイルでした。

話はすぐに目下ハリウッドを襲っているワインスタインのセクハラ問題に行きます。

「私はハリウッドのビジネスの一環にいる家族と育ちましたから、ある程度“キャスティング・カウチ”の危険は知っていたし、そういう状況に自分を置かないように気をつけていたから、私自身は大丈夫だったけれど、大勢の女性が傷ついていることはよく分かっています。この機会にそういう獣のような行為をする人々が減って、人々の意識や理解が強くなると思いたいですね。でもどの業種でも発生していることで、犠牲者はほとんど弱い立場の人ばかり。私には娘がいるので、考えただけでも身体中に悪寒が走ります。そういう醜い状況が少しでも改善されるように運動していきたいと思っています」

と真面目な顔で答えてくれました。早口で、いかにもアメリカ西部の女性らしい、気さくな喋り方をします。

「バンコックとバルセロナのロケはすごく楽しかった。タイ料理が大好きだけれど、それでも3ヶ月もいるとやっぱり飽きてしまうわね。フルーツは最高だし、街に出ると花屋さんがそこかしこにあって良い香りで、私の大都会で鈍くなった感性が磨かれました」

1987年8月25日、カリフオルニア州のターザナ生まれ。ターザンを書いたライターが住んでいた街だったために「ターザナ」と呼ばれるようになったのです。

Blake Christina Lively珍しいブレイクと言う名前は祖母の弟の名前だそうです。
2012年にライアン・レイノルズと結婚、最初の女の子はジェームスという男の子の名前がつけられて、いろいろ騒がれましたが、次の女の子はイネズという、ちょっと古めかしい名前がつけられました。

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