劇場でご覧になった方も多いでしょうが、作品の裏には知っていればより理解度が深まるトリビアが眠っています。まとめてご紹介しましょう。(ライター:斉藤博昭/デジタル編集:スクリーン編集部)

01:だんだん大きくなるジャックの傷跡

画像: この傷はだんだん大きくなっている? ©2017 Disney

この傷はだんだん大きくなっている?
©2017 Disney

4作目「生命の泉」での右頬の×印をはじめ、目の上の引っかき傷や、手の擦り傷など、ジャック・スパロウのトレードマークの傷跡がいくつかあるが、その中でもシリーズを通して有名なのは右頬下部にある赤黒い傷跡。1作目「呪われた海賊たち」でジョニーは「梅毒の傷だ」とジョークめいて話したこともあったが、これはメイクアップ・アーティストのアイデアで付けられた。その後、新作ごとにこの傷跡は微妙に大きくなっているとか。

02:ジョニーの離婚騒動も撮影に影響?

画像: ジョニーは現場に遅れることが多かった ©2017 Disney

ジョニーは現場に遅れることが多かった
©2017 Disney

ジョニー・デップとアンバー・ハードの離婚騒動が起ったのは、ちょうど撮影の追い込み期間。トラブルに巻き込まれたジョニーは精神的にもダウンしたようで、撮影時間に遅れることも多くなったという(もともとジョニーは遅刻魔だが)。そこで製作アシスタントが毎朝、ジョニーの自宅前に待機することに。ジョニーの部屋の明かりがついたら現場に連絡し、彼が到着してすぐに撮影が開始されるように準備が進められたという。

03:キャストが代わって役名も変更

画像: サラザールの役名は元はブランドだった!? ©2017 Disney

サラザールの役名は元はブランドだった!?
©2017 Disney

ジャック・スパロウの宿敵である海の死神役は当初、ブランドという名前で、クリストフ・ヴァルツがキャスティングされた。しかし別の作品とのスケジュール調整がつかず、ヴァルツは降板。代わりにオファーされたのがハヴィエル・バルデムで、彼がスペイン人であることから名前もそれらしくサラザールに変更された(ポルトガルの元大統領、アントニア・サラザールがヒントという説もある)。バルデムもヴァルツも「007」シリーズで悪役を務めている。オファーされる役が似ているのかも。

04:『10年ぶり』は偶然の一致?

画像: ウィルの登場は10年ぶりだった ©2017 Disney

ウィルの登場は10年ぶりだった
©2017 Disney

幽霊船フライング・ダッチマンに捕らわれたウィル・ターナーは、「10年に一度しか陸に戻れない」という呪いをかけられている。そのウィルが今作の前に最後に登場したのが3作目の「ワールド・エンド」。同作の全米での公開日は2007年5月25日。そしてウィルが復帰した「最後の海賊」の全米公開日が2017年5月25日。まさしくぴったり10年後ということで、ウィルの呪いと完全に一致した。

05:マッカートニーのセリフはジョニー作品へのオマージュ?

ジャックの伯父役で登場したポール・マッカートニーが、ジャックに向かって言うのが「ガイコツは酒場に入ると、モップとビールを注文する」というセリフ。ガイコツはビールを飲んでも、そのまま床にこぼれるからモップで掃除しなければならないという意味だが、このセリフ、「フェイク」の撮影中にアル・パチーノがジョニー・デップに言ったジョークと同じだとか。つまりジョニーがポールに提案した……ってこと!?

06:監督の意外な出演シーンとは…

画像: ギロチンのシーンでは監督たちの頭部の模型が登場した ©2017 Disney

ギロチンのシーンでは監督たちの頭部の模型が登場した
©2017 Disney

ジャックがギロチン台に掛けられるシーンに、監督コンビのヨアヒム・ローニングとエスペン・サンドベリが登場。とは言っても、本人そのものではなく、彼らをモデルに作られた頭部の模型が使われているのだ。ギロチンで切断された頭という、なんとも皮肉な出演シーン。

07:美術スタッフ、こだわりの小道具

これが美術スタッフがこだわった『ガリレオ・ガリレイの日記』だ
©2017 Disney

天文学者のカリーナが、幼い頃に生き別れた父が残した品として大切に保管していた「ガリレオ・ガリレイの日記」。冒険のカギを握るこの日記は、皮革の表紙にルビーが嵌め込まれ、ページをめくれば数学の方程式やアルゴリズムなどがちゃんと書かれている。「古さ」を出すために美術スタッフが使ったのは、紅茶やインスタントコーヒー。紙を浸したり、紙に噴射したりして太陽の光で乾かすと、たちまち「古い日記」ができあがったという。

08:タイトルの元をたどると…

原題の「Dead Man Tell No Tales(死人に口なし)」というフレーズは、ディズニーランドのアトラクションでガイコツが口にする。「呪われた海賊たち」ではオウムがこの言葉を話し、「ワールド・エンド」ではデイヴィ・ジョーンズの墓場に向かう船が滝から落ちた後に暗闇から聞こえてくる。このフレーズを最初に使ったのは、16世紀、哲学者のフランシス・ベーコンという説がある。

09:三角海域は実在した?

画像: 魔の三角海域は実際にある? ©2017 Disney

魔の三角海域は実際にある?
©2017 Disney

サラザールと仲間が解放される「魔の三角海域」は、1950年の9月にマイアミの新聞、ヘラルド紙の記事に由来する。航行する船がことごとく行方不明になり、無線機も通じなくなる海域の存在が、まことしやかに報道された。その実体は現在でも不明……。

10:撮影時の『伝統』は新作でも

画像: 撮影現場は巨大サイクロンに襲われた ©2017 Disney

撮影現場は巨大サイクロンに襲われた
©2017 Disney

「パイレーツ・オブ・カリビアン」の撮影につきものなのは、ロケ地の悪天候。これはシリーズの伝統と言っていいほどで、「最後の海賊」でも撮影場所のオーストラリアのゴールドコーストをマルシアという巨大サイクロンが襲い、61年ぶりの大雨災害となった。

11:日本のマンガとの関係も?

画像: 猿のジャックの着ている赤いシャツは… ©2017 Disney

猿のジャックの着ている赤いシャツは…
©2017 Disney

1作目「呪われた海賊たち」でバルボッサのペットとして登場し、シリーズの人気者となった動物キャラが、猿のジャック。そのジャックが身に着けている赤いシャツは、日本の大人気マンガ「ONE PIECE」の主人公、ルフィにそっくり。真偽は定かではないが、1作目のスタッフが「オマージュだ」と告白したという情報も流れた。愛される海賊キャラという共通点があるので、これは納得?

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