2017年12月8日より公開となる『オリエント急行殺人事件』(20世紀フォックス映画配給)の監督と主演を兼任したケネス・ブラナーが本作キャンペーンで緊急来日が決定した。

英国演劇界の重鎮ブラナーが自信作をアピール

ブラナーは、全世界で大ヒットした『シンデレラ』でも、誰もが知る物語に新たな解釈を加えて現代に甦らせ、監督としての手腕が絶賛されたことも記憶に新しい。しかし、『ヘンリー5世』(90年)でも主演と監督を兼任し、アカデミー賞監督賞と主演男優賞にWノミネートされ、以降も評価が高く、5度に渡ってアカデミー賞にノミネートされている。そんな彼が、自信作を引っさげて来日し、12月5日に都内で実施する作品の世界観をイメージした大規模なプレミアイベントへ参加することが緊急決定した。

イベントには、ポアロの日本語吹替版声優を務めた草刈正雄とオスカー女優のジュディー・デンチ演じるドラゴミロフ公爵夫人の吹替え声優を務めた山村紅葉の登壇も決定し、日米の名優たちの対面が実現する。草刈は、『すごい才能を持った方だから、いろいろと聞いてみたいと思います。監督もやってらっしゃるし、俳優としても素晴らしい才能を持っているし楽しみです』とブラナーとの対面に期待を高まらせる。

一足早く開催されたワールドプレミアで『日本のみなさんが殺人ミステリー、特にアガサ・クリスティーが大好きで、中でもエルキュール・ポワロ、オリエント急行殺人事件がお気に入りなのだと知っていますよ。一同、この新作を大変誇りに思っています。日本のファンに楽しんでもらえますように!』とクリスティー・ファンが多い日本での公開を特に気にかけていたブラナー。来日が実現し、日本の地で何を語るのか注目したい。

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