岩波ホール創立50周年記念作品第1弾としてジョージア(グルジア)映画『花咲くころ』が2018年2月3日(土)から公開。このたびその予告編が完成した。東京フィルメックス最優秀作品賞など、世界の30もの映画賞を受賞した秀作だ。
画像: 東京フィルメックス最優秀作品に輝いた映画『花咲くころ』予告編が完成

戦火の不安の中でもたおやかに生きる二人の少女の友情を描く

本作の舞台は、1992年の春から初夏にかけて、市街戦のきな臭さがまだ残り、新たな紛争の不安が漂う首都トビリシ。境遇は異なるが幼なじみとしてその街で暮らす14歳の少女二人の友情と成長してゆく姿がみずみずしいタッチで描かれていく。

このたび解禁された予告編が切り取るのは、戦火の不安の中でもたおやかに生きる二人の少女の姿。社会に不安がたちこめる中、境遇が異なっても強い絆で結ばれている少女の成長と友情が清冽な映像で綴られていく。映画の基になったのは監督自身の少女時代の思い出。監督はジョージア人としてけっして忘れてはならない苦難の日々、その中を生きる庶民の表情を映すだけではなく、戦争や暴力の不毛さ、ジョージア女性としてジェンダーの視点も示している。

画像: 映画『花咲くころ』予告編 www.youtube.com

映画『花咲くころ』予告編

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花咲くころ
2018年2月3日(土)より岩波ホールにてロードショー、以下全国順次公開
配給:パンドラ
© Indiz Film UG, Polare Film LLC, Arizona Productions 2013

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