キャラ萌え必至！2018年は“カワイイ”が劇場を席巻する！

動物好きにオススメはまず『ピーターラビット』。実写とCGアニメの融合作だが、ビアトリクス・ポターの児童書の挿絵キャラがまんま動いている感じでカワイ過ぎ。奇才ウェス・アンダーソンのストップモーションアニメ『犬ヶ島』は未来の日本を舞台に捨てられた犬たちと少年の冒険を描く傑作。個性的な犬たちのキャラの描写と少年との絆にニヤリ。『パディントン2』はCGキャラのパディントンが絵本泥棒の容疑をかけられる展開。ドジったり焦ったりする動作・表情を観ているとつい抱きしめたくなっちゃう。

「ボス・ベイビー」には見た目は赤ん坊なのに中身はオッサンな赤ちゃんが登場。そんなギャップが生む笑いが毒っ気を得意とするドリームワークス・アニメっぽい。ピクサー20作目の「インクレディブル・ファミリー」は前作のクライマックスで能力に覚醒した赤ん坊のジャック＝ジャックが家族を振り回す内容になりそう。「リメンバー・ミー」は死んでないのに霊界にいった少年の冒険絵巻。先に逝った先祖は大あわて。「ぼくの名前はズッキーニ」は孤児の少年の心の成長を繊細に描くスイス産ストップモーションアニメ。他にもスマホの世界を舞台にした「絵文字の国のジーン」やベネディクト・カンバーバッチが声優に挑む『ザ・グリンチ』など見逃したくない作品だらけ！

8月1日公開「インクレディブル・ファミリー」

スーパーヒーロー家族が14年ぶりに復活

やっと赤ん坊のジャック＝ジャックのスーパーパワーに気づいたファミリー。一家は赤ん坊に振り回されながらも様々なヒーローたちと出会い、活躍する世界が広がっていく。

▶ウォルト・ディズニー・ジャパン配給
▶監督／ブラッド・バード

3月16日公開「リメンバー・ミー」

“音楽”をテーマにしたディズニー／ピクサーの最新作

ミュージシャンを夢見るギターの天才少年ミゲルが、有名な音楽家だったひいおじいちゃんに会うため“死者の国”を探し回る。同時上映は「アナと雪の女王／家族の思い出」。

▶ウォルト・ディズニー・ジャパン配給
▶監督／リー・アンクリッチ

3月21日公開「ボス・ベイビー」

見た目はカワイイ赤ちゃんなのに中身はおっさん!?

7歳のティムの家にやってきたのはスーツを決めチャキチャキ歩く赤ちゃん“ボス・ベイビー”。実はこの赤ちゃん、極秘任務を帯びていたのだ……ドリームワークスの最新アニメ。

5月公開「ピーターラビット」

実写とCGアニメの融合で世界一有名なウサギを映像化！

ビアトリクス・ポターによる世界的ベストセラー児童書をCGアニメーションで映像化し、実写と合体させたユーモアたっぷりのドラマ。ジェームズ・コーデンが声の出演。

▶ソニー・ピクチャーズ配給
▶監督／ウィル・グラック
▶出演／ローズ・バーン、ドーナル・グリーソン

12月公開「ザ・グリンチ」（原）

カンバーバッチが声優に挑戦した名作児童書の映画化

『ぞうのホートン』などの児童書作家ドクター・スースの原作を「怪盗グルー」のイルミネーションがアニメ化。主人公グリンチの声はベネディクト・カンバーバッチが担当。

▶東宝東和配給
▶監督／ピーター・キャンドランド、ヤーロー・チェーニー

5月公開「犬ヶ島」（原）

異才監督ウェス・アンダーソンが日本を舞台に

これまでも「ファンタスティックMr．FOX」でストップモーション・アニメの実績があるアンダーソン監督が、日本を舞台に隔離された犬たちと愛犬を探す少年の冒険を描く。

▶20世紀フォックス映画配給　
▶監督／ウェス・アンダーソン

マスター文のイチオシは？

傑作「トイ・ストーリー3」を生み出したリー・アンクリッチ監督らしい、笑えて泣ける素敵な作品に仕上がったのがメキシコを舞台にした本作。祖先が音楽にうつつを抜かし家族を置いて出ていったがために、音楽禁止となった一家。そんな中で孫の孫である少年ミゲルは、伝説のミュージシャンのデラクルスに憧れている。祖先を迎える死者の日に、夢を叶えようとしたミゲルは呪いで生きたまま死者の国へ。果たして彼は元の世界に戻れるのか？

キモカワイイ骸骨たちや、音楽に真っ直ぐな少年ミゲルも愛おしくなるが、一番キュートなのはミゲルと仲が良い野良犬のダンテ。ミゲルのためにケナゲに奮闘する様に、もう目尻が下がりっぱなしになっちゃう。

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