次期アカデミー賞の結果に最も近いともいわれる全米製作者組合賞(PGA)2018の結果が1月20日発表となった。

長編映画の作品賞にあたるダリル・F・ザナック賞に選ばれたのはギレルモ・デル・トロー監督の「シェイプ・オブ・ウォーター」。ライバルの「スリー・ビルボード」「レディ・バード」などをやぶっての受賞で、現時点でアカデミー賞に最も近い作品に一歩進んだといえそう。
また社会問題にスポットを当てた作品などに贈られるスタンリー・クレーマー賞にはジョーダン・ピール監督の「ゲット・アウト」が選ばれている。

画像: 「シェイプ・オブ・ウォーター」

「シェイプ・オブ・ウォーター」

画像: 「ゲット・アウト」

「ゲット・アウト」

他の賞では、長編アニメーション賞にディズニー/ピクサーの「リメンバー・ミー」が選出。アカデミー賞の同部門の最有力といわれている。また長編ドキュメンタリー賞は「Jane」に。
テレビ部門ではドラマ賞に「ハンドメイド・テイル/侍女の物語」、コメディー賞に「マーベラス・ミセス・メイゼル」、ロングフォーム賞に「ブラック・ミラー」が選ばれた。

画像: 「リメンバー・ミー」

「リメンバー・ミー」

第90回アカデミー賞授与式は2018年3月4日(現地時間)にロサンジェルスで行なわれる。

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