マーク・ウォールバーグが、新作『オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド』の追加撮影のギャラ150万ドル(約1億6500万円)を、セクハラ撲滅のためのキャンペーン、〝Time'sUp〞の弁護基金に寄付しました。

共演のミシェル・ウィリアムズとのギャラの格差が注目を集めてしまったからかも?

この新作にはケヴィン・スペイシーが出演していましたが、彼がセクハラ疑惑のため降板、彼の代わりにクリストファー・プラマーが出演することになり、9日間の再撮影が行なわれました。

そこで共演のミシェル・ウィリアムズらの出演者たちは、格安のギャラで出演することに合意しましたが、マーク(のエージェント?)が難色を示したので、ミシェルはギャラが約1,000ドル(約11万円)なのに、マークのギャラは150万ドルになったとのこと。

この格差が批判されて、マークは声明を発表。自分が賃金格差解消のための運動を支援していることと、〝Time'sUp〞にミシェルの名前で150万ドルを寄付することを宣言しました。

ギャラの寄付の動きはウディ・アレン監督の新作『ニューヨークの雨の日』 の出演者たちにも影響を与えています。アレン監督が女優ミア・ファローと交際していた時期に迎えられた養女、ディラン・ファローさんは1月10日にテレビ番組に出演し、監督に虐待を受けたと告発をしました。アレンは以前からこの告発を否定しています。

これを受けて、アレン監督の新作に出演したティモシー・シャラメ、レベッカ・ホール、グリフィン・ニューマンが、同作のギャラ全額をチャリティー団体に寄付すると発表しました。また、以前、アレン監督作に出演した女優たち、グレタ・ガーウィグ、エレン・ページらが、出演したことを後悔しているというコメントを発表しています。

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