12月25日、アニメーション映画『映画 えんとつ町のプペル』最速試写会の舞台挨拶に12月25日になったばかりの都内劇場に西野亮廣が登壇した。

お笑いコンビ・キングコング西野亮廣の累計発行部数60万部(2020年12月現在) の絵本「えんとつ町のプペル」。その絵本を原作とした、アニメーション映画『映画 えんとつ町のプペル』が、 12月25日(金)に公開した。
本作は、いつも厚い煙に覆われ、空を見あげることを忘れた「えんとつ町」を舞台に、星を信じる少年ルビッチと、ハロウィンの夜にゴミから生まれたゴミ人間プペルが「星を見つける旅」へと出る、もう一歩踏み出したいすべての人に贈る、感動の冒険物語。

ゴミから生まれたゴミ人間プペルを演じるのは、俳優の窪田正孝。
そして、父の教えを守り、いつも空を見上げ、星を信じ続ける少年ルビッチを演じるのは、女優の芦田愛菜。“夢を信じてはいけない町”で、“星を信じ続ける”二人を繊細に演じる。
ルビッチに信じる勇気を教えた父・ブルーノを演じるのは、原作者西野がブルーノのモデルにしたと語る落語家の立川志の輔。
ルビッチを信じる母・ローラを小池栄子。おしゃべり鉱山泥棒のスコップをオリエンタルラジオの藤森慎吾、えんとつ町を統べるレター15世を野間口徹、星を信じるルビッチを笑うアントニオを伊藤沙莉、影の独裁者のトシアキを宮根誠司、アントニオの友達デニスをグローバルボーイズグループJO1のメンバーである大平祥生、えんとつ掃除屋のスーさんを飯尾和樹(ずん)、頼れる煙突掃除屋・アイパッチを山内圭哉、えんとつ掃除屋のボスであるダンを國村隼が演じている。

12月25日から公開の本作、日付が変わるのを待ちわびた観客が映画館に詰めかけた。

冒頭の挨拶

本作の製作総指揮・原作・脚本を手掛けた西野亮廣が登壇。
西野亮廣「本日はお越しいただき本当にありがとうございます。今日は声を出しちゃダメとか、笑っちゃダメだとかあるみたいですが、お笑いは得意ではないので、笑ってはダメという部分は大丈夫だと思います」

構想から8年の歳月をかけて作られた作品がついに公開

西野亮廣「間違いない作品が出来ました。朝から 晩まで寝る間を惜しんでスタッフが一丸となって作りました。制作途中でコロナ禍になり、作り方やプロモーションが白紙になってしまったのですが、スタッフみんなが負けるものかと一度も諦めず、妥協せずに今日の日を迎えました。悔いは一つもないです。ど こに出しても恥ずかしくない作品が出来上がりましたので、期待してください。期待を超える内容になっています」

西野も客席に座って、会場に集まったお客さんと一緒に作品を鑑賞。

深夜の映画館に468人の観客がスタンディングオベーション

上映が終了すると温かい拍手が西野を包み込み、スタンディングオベーションで祝福した。

画像1: 深夜の映画館に468人の観客がスタンディングオベーション

目を潤ませながら再び壇上に登壇した西野は深々と頭を下げ、感無量の様子。

画像2: 深夜の映画館に468人の観客がスタンディングオベーション

西野亮廣「幼稚園児のころ、町にプロレスの巡業で何もない駐車場にリングが組まれました。しかしお金を出さないと見れなくて、一回は諦めて家に帰ったのですが、いてもたってもいられなくて再び駐車場に向かって音だけを聞いてたんです。何が行われているかわからなかったんですが、すごいことが行われているということだけはわかったんです。それが生まれて初めて聞いたエンターテイメントの音でした。当時活躍されていた芸人さんを見て、大人なのにバカをやっていいんだと教わったんです。僕は勉強が全くできなかったのですが、『大人になってもダメなことをしていいんだ』と知って本当に救われたんです。1999 年には〈ノストラダムスの大予言〉や〈2000 年問題〉が終わって、今度はインターネットが現れました。非常に便利な世の中になりましたが、世の中は正解だらけになりました。世間は冷たくなって、 息苦しいなと感じていました。挑戦する人に無理だと言うのは簡単です。挑戦する人を笑って、行動する人を叩くのは簡単です。でもそれをやって何が 生まれるのか。僕はこんな世界全然ドキドキしないし、僕が夢見た未来はこんなんじゃなかったんです。こんな息苦しい世界を次の世代に渡せないじゃないですか。だから夢を語れば叩かれるこの世界を終わらせに来ました」

会場「拍手」

自身の経験が綴られた『映画 えんとつ町のプペル』は西野と同じように、夢を笑われ、行動し叩かれた人々の背中を押す作品として制作されたが、公開を迎えたこの年にコロナウイルスに襲われた。

コロナウイルスに見舞われた2020年

西野亮廣「コロナウイルスがやってきて、奇しくも世界中の人たちが挑戦者になりました。黒い煙に覆われて、夢や希望が見れなくなりました。この作品のスタート時は個人的な物語でしたが、世界中の人 が心当たりのある物語となりました。2020 年は皆さん本当に大変だったと思います。ただ、作品のメッセージにも通じますが、白旗を挙げるのはまだ早すぎる。もっと可能性を探って、知らないことを勉強して耳を傾ける。まだまだやれると思いました。『誰か見たのかよ。誰も見てないだろ?だったらまだわからないじゃないか』(ルビッチのセリフを引用)この作品が今挑戦している、ギリギリで頑張っているみんなのエールになってくれたら嬉しいです」

最後にメッセージ

西野亮廣「皆さんに約束するのは一つです。これからもエンターテイメントに命を捧げて頑張 っていきます。今日はありがとうございました」

画像: 最後にメッセージ

STORY

信じて、信じて、世界を変えろ。 厚い煙に覆われた“えんとつ町”。煙の向こうに“星”があるなんて誰も想像すらしなかった。この町でただ一人、紙芝居に託して“星”を語っていたブルーノの 息子・ルビッチは、父の教えを守り“星”を信じ続けていた。しかし、ルビッチは町のみんなに嘘つきと後ろ指をさされ、ひとりぼっちになってしまう。そしてハロウィンの夜、ゴミから生まれたゴミ人間・プペルが現れ、のけもの同士、二人は友達となり、ルビッチとプペルは「星を見つける」旅に出ると決意する。父を 信じて、互いを信じあって飛び出した二人が、大冒険の先に見た、えんとつ町に隠された驚きの秘密とは?

『映画 えんとつ町のプペル』

大ヒット上映中

■声のキャスト:窪田正孝、芦田愛菜、立川志の輔、小池栄子、藤森慎吾、野間口徹、伊藤沙莉、宮根誠司、大平祥生(JO1)、飯尾和樹(ずん)、山内圭哉/ 國村隼

◼︎製作総指揮・原作・脚本:西野亮廣
◼︎監督:廣田裕介
◼︎OP 主題歌:「HALLOWEEN PARTY -プペル Ver.-」 HYDE (Virgin Music)
◼︎ED 主題歌:「えんとつ町のプペル」ロザリーナ(ソニー・ミュージックレーベルズ)
◼︎アニメーション制作:STUDIO4°C
◼︎製作:吉本興業株式会社
◼︎配給:東宝=吉本興業
©西野亮廣/「映画えんとつ町のプペル」製作委員会
◼︎原作:「えんとつ町のプペル」にしのあきひろ著(幻冬舎刊)
©AKIHIRO NISHINO, GENTOSHA 2016
◼︎公式サイト:poupelle.com

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