映画『ファーストラヴ』、北川景子×中村倫也の長回し撮影となった白熱の口論シーンの本編映像一部解禁！

「動機はそちらで見つけてください」 アナウンサー志望の女子大生が父親を刺殺するという衝撃的な導入で始まる島本理生の累計発行部数30万部を超えるベストセラー小説「ファーストラヴ」が原作となる本作。

主演の北川景子は、主人公の公認心理師(※)・真壁由紀(まかべ ゆき)を演じる。
由紀の義理の弟で、由紀と共に、事件の真相に迫る敏腕弁護士・庵野迦葉(あんの かしょう)を中村倫也が演じる。父親殺しの容疑者・聖山環菜(ひじりやま かんな)には芳根京子。そして由紀の夫であり、迦葉の兄・真壁我聞(まかべ がもん)に窪塚洋介と、その他木村佳乃、板尾創路、高岡早紀、石田法嗣、清原翔らキャストが脇を固める。
メガホンをとったのは、堤幸彦監督だ。

今回解禁された本編映像は、“カット割り”で有名な堤監督が、ほぼワンカットのいわゆる長回しでいくことを決断した北川景子と中村倫也が激しく口論をする本編映像の一部。

本作で長回しを採用したのは3つのシーンのみで、そのうちの1つが、このシーン。法律事務所で由紀（北川景子）と迦葉（中村倫也）が激しく口論し、裁判での主張をめぐりふたりの意見が食い違い、ヒートアップするうちに互いの感情が絡み合っていくという非常に緊迫したシーンだ。

主演の北川景子と中村倫也は、本作が初共演となる同い年。

公認心理師と弁護士、ともに事件の真相を追うバディとも言える役柄で、義理の姉弟であり二人だけが共有する過去も持つという複雑な関係を演じた北川は「中村さんとは同い年なのですが、お芝居面ではとても引っ張ってくださいました」と語る。
一方で中村は「北川さんと向き合ってセリフを交わしていく中での”気付き”、そこで芽生えた感情などは役にそのまま投影しようと、いろんなものを拾い集めていく作業でした」と、互いへの信頼感をもって臨んだ撮影を振り返っている。

長回しシーンの全貌。そして彼らがたどりつく、＜ファーストラヴ＞というタイトルに秘められた真実とはーー

本編映像

あらすじ

川沿いを血まみれで歩く女子大生が逮捕された。殺されたのは彼女の父親。
「動機はそちらで見つけてください。」
容疑者・聖山環菜の挑発的な言葉が世間を騒がせていた。
事件を取材する公認心理師・真壁由紀は、夫・真壁我聞の弟で弁護士の庵野迦葉とともに彼女の本当の動機を探るため、面会を重ねるー
二転三転する供述に翻弄され、真実が歪められる中で、由紀は環菜にどこか過去の自分と似た「何か」を感じ始めていた。
そして自分の過去を知る迦葉の存在と、環菜の過去に触れたことをきっかけに、由紀は心の奥底に隠したはずの「ある記憶」と向き合うことになるのだが…。