第71回ベルリン国際映画祭祭にて審査員グランプリ(銀熊賞)を受賞した『偶然と想像』(英題:wheel of fortune and fantasy)の授賞式に、メガホンをとった濱口竜介監督が、現地での授賞式に出席することが発表された。

「偶然」と「想像」をテーマにした3話オムニバスから成る濱口竜介監督初の短編集となる映画『偶然と想像』。2019年夏から約1年半をかけて『ハッピーアワー』等のプロデューサー高田聡とともに企画立ち上げを行い、製作した。脚本・監督は濱口監督自身が手がけ、撮影は3話ともに『うたうひと』『ひかりの歌』の飯岡幸子が担っている。

第71回ベルリン国際映画祭 授賞式

▶授賞式:6月13日(日) / 会場:Open Air Cinema Museumsinsel
19:30〜フォトコール (日本時間14日 AM2:30)
19:45〜レッドカーペット (日本時間14日 AM2:45)
21:00〜30分程度 授賞式(日本時間14日 AM4:00)

■第1話 『魔法(よりもっと不確か)』

画像: ■第1話 『魔法(よりもっと不確か)』

モデルの芽衣子(古川琴音)は親友のヘアメイク・つぐみ(玄理)が「いま気になっている」と話題にした男が、2年前に別れた元カレの和明(中島歩)だと気づく。芽衣子はどうすべきか思案する。

■第2話 『扉は開けたままで』

画像: ■第2話 『扉は開けたままで』

大学教授・瀬川(渋川清彦)は50代にして芥川賞を受賞した。彼に落第させられた男子学生・佐々木(甲斐翔真)は逆恨みから彼を陥れようと、同級の女子学生・奈緒(森郁月)に瀬川の研究室を訪ねさせる。

■第3話 『もう一度』

画像: ■第3話 『もう一度』

仙台で20年ぶりに再会した二人の女性。夏子(占部房子)は東京でシステムエンジニアに、あや(河井青葉)は仙台在住のまま2児の母になっていた。高校時代の思い出話に花が咲くが、会話は次第にすれ違っていく。

『偶然と想像』

2021年冬公開

監督・脚本:濱口竜介

出演:(第一話)古川琴音 中島歩 玄理
(第二話)渋川清彦 森郁月 甲斐翔真
(第三話)占部房子 河井青葉

撮影:飯岡幸子 
プロデューサー:高田聡 
製作:NEOPA fictive  121分 
©︎ 2021 NEOPA / Fictive

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