9月23日(木・祝)都内劇場にて、初日公開を迎えた映画『マイ・ダディ』の舞台挨拶が行われた。

役者を始めて25年となるムロツヨシの映画初主演作となる『マイ・ダディ』。
映画初主演のムロツヨシが演じるのは、一児の父 職業=牧師(別のアルバイトをかけもちしつつ・・・)の中学生の娘とふたり暮らしの主人公 『御堂 一男(みどう かずお)』 。
妻を早くに亡くし、中学生の娘とふたり暮らしつつましくも幸せな毎日を送っていたが、ある日突然、最愛の娘が病気に。さらに信じられない事実を知らされることに。 翻弄され、それでもどうにかしようと動き出す、ひとりの父親を熱演。
中学生の娘<ひかり>役には第8回「東宝シンデレラ」オーディション ファイナリストの新星・中田乃愛が演じる。
ムロ演じる一男の妻であり、ひかりの母・江津子役には奈緒が出演。さらに、毎熊克哉、臼田あさ美、永野宗典、「平成ノブシコブシ」の徳井健太、小栗旬、光石研ら個性豊かな俳優陣も集った。

CCC グループのカルチュア・エンタテインメント株式会社と、株式会社蔦屋書店が主催し、これまでに、 『嘘を愛する女』 、『哀愁しんでれら』 等、多くの良質な作品を世に生み出してきた映像クリエイター支 援プログラム「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM(以下、TCP)」 の 2016 年準グランプリ受賞作品『マイ・ダディ』が9月23日(木・祝)に公開した。

公開を記念して、初日舞台挨拶が開催され、主演のムロツヨシ、妻役の奈緒、娘役の中田乃愛、永野宗典、 金井純一監督が登壇。

冒頭の挨拶

画像: 冒頭の挨拶

ムロツヨシ「上映後なのでみなさん、作品の世界観に入っているところ申し訳ないのですが、マスコミの取材が入っている舞台挨拶なので、今から、ムロ、ふざけます!(と宣言)」

奈緒「今日、ムロさんたちは いくつか舞台挨拶をされた後ですが、私はここからの参加となります。作品の素晴らしさを伝えられるようにがんばります」

中田乃愛「映画をご覧になってくださり、本当にありがとうございます。1人でも多くの方に作品をアピール したいと思います」

永野宗典「早速ですが『マイ・ダディ2』を待っています。本作でやり残したことを、ぜひ、リベンジさせていただきたいと思います。今回以上に気合を入れて役作りをするつもりです」

ムロツヨシ「この人は何を言っているのでしょうか?よくわからない挨拶で始まっていますが、大丈夫ですか?」

金井監督「気合を入れて(舞台挨拶)頑張ります!」

映画公開100日前から、作品にまつわる話をTwitterでカウントダウンTweetしてきた金井監督

金井監督「公開初日の前日、昨日のつぶやきは最後の5行の頭文字がムロツヨシになるようにしてみました。でも、残念ながら誰もそれに気づいてくれなかったようで。凝りすぎたラブレターを出したのにフラれてしまった、そんな気分です。今日から100日後が1月1日なので、ぜひ、主演のムロさんには年末の某歌合戦にゲスト出演していただき、そこでも映画を宣伝していただくといういい流れにしたい。それくらい長く上映してほしいと思っています」

ムロツヨシ「まだ(某歌合戦からは)オファーは来ていませんが、出たらしっかりアピールします」

初主演映画となったムロツヨシ

ムロツヨシ「金井監督の夢から生まれた物語です。企画をし、映画を撮影し、公開された今日までが99。そして、無事公開された映画をお客様が観て、感想が生まれて100になる。ここで100点の映画になるんです。そのことをとてもうれしく思うと同時に悔しい気持ちもあります。(一席空き状態の客席を見渡し)僕は、“満席”が 好きな男です。この状況下ではこれが満席と頭では理解していますが、やっぱり本当の満席ではないのが残念です。いつか、この状況が落ち着いて、いろいろな宣言が解除され元の状態に戻ったら、どんな手を使ってでも、本当の満席の景色をここにいるキャストみんなに見せてあげたいです。どんな手を使っても、たとえお金を払ってでも!ん?俺、お金払うの?それでもいいと思えるくらい本当の満席にしたいです。そ れを実現するために、この映画をロングランにすべく、これからも宣伝活動をしていきます。悔しさはありますが、 今日、この状況下で映画を観に来てくださったみなさまには改めて感謝します。ここはアツくいかないと!と思っていたので、かなりアツく語らせていただきました」

初の母親役を演じた奈緒

奈緒「ずっとやりたかったし、憧れでした。母親役を家族がテーマの映画でやらせていただくことは、緊張もしたけれど、責任を全うしないといけないという気持ちでいっぱいでした。(撮影前にムロから)乃愛ちゃんのこと、きっと奈緒ちゃんも好きになると思う、と聞いていました。その言葉通り、3人で会ったとき一瞬で乃愛ちゃんの虜になりました。そこからはムロさんと2人でずっと(娘に)デレデレでした。乃愛ちゃん、そして子役の子、“ひかり”を演じた2人に引っ張ってもらって映画の中で母親役として立つことができました」

赤ちゃんが生まれたシーンの撮影を振り返って

ムロツヨシ「撮影中、すごく印象に残ったシーンでした。自然と奈緒ちゃんとおでことおでこを合わせて心の距離が縮める、そういう演技ができたことがうれしかったです。初日までこの気持ちは言わずにおこうと思っていました。今日、やっと言えてよかったです。ポスターにもなっている素敵なシーンです」

中田乃愛「試写を観た家族に感想を言ってもらえたのがうれしかった」

ムロツヨシ「久しぶりに会ったら、髪がのびていてよかったよ。17歳の女の子が髪を剃るなんてね」

中田乃愛「特にそこは......」

会場「(笑)」

ムロツヨシ「まだ、思春期なのかな?」

画像: 赤ちゃんが生まれたシーンの撮影を振り返って

ムロとの共演について

奈緒「イメージ通り、やさしくておもしろい方でした。本当に会いたかった方なので、初日は少し緊張しすぎて無愛想だったかも。柔らかい空気を作ってくれる素敵な方。すぐに打ち解けられたのはムロさんのおかげです」

「マイ・ダディ」を作ろう!と題して、パネルをデコレーション

映画のタイトルパネルを全員で作成することに。永野が「マ」、中田は「イ」と「・」、ムロが「ダ」、奈緒が「デ」、金井監督が「ィ」の作成を担当。

画像1: 「マイ・ダディ」を作ろう!と題して、パネルをデコレーション
画像2: 「マイ・ダディ」を作ろう!と題して、パネルをデコレーション

最後にメッセージ

金井監督「すごく楽しい時間を過ごせました。今日からがスタートです。この映画を全国に広めていただけたらうれしいです。ムロさん、そしてみなさんと走り続けたいと思います」

永野宗典「(出身地・宮崎県での上映館がないことに触れ)この映画を観た人生と観ない人生では生き方が大きく違ってくると思います。作品からのメッセー ジを受け取るためにも、宮崎県の上映をお願いいたします!」

中田乃愛「1人でも多くの人にこの作品が届いてくれたら、それだけでとてもうれしいです」

奈緒「これからもっともっといろんなところに届くといいなと思っています。みなさんの力を貸してください」

ムロツヨシ「この状況下での公開をネガティブに考えず、何かしらプラスにしようと思っています。実現するのが、明日になるのか、1カ月後になるのか、1年後になるのか、10年後になる のかわからないけれど、状況が許せば、必ず“本当の満席”にしたいと思っています。それが実現する日が来るまで、いろいろな作品で頑張り続けます。そして、“ムロは満席好きなんだよな。あいつの作品なら観に行ってもいいかな”と思っていただけるように、これからも頑張っていきます。このような状況下ですが、みなさん、どうか毎日笑って過ごしてください。そして、この作品がロングランになるよう、クチコミで広げてください。ほめてください、けなしてください、みなさまの一言が誰かの“観てみようかな”に繋がります。誰かに繋げてください!」

STORY

御堂一男(ムロツヨシ)は、中学生の娘・ひかり(中田乃愛)と2人暮らし。最愛の妻・江津子(奈緒)は8年前に他界。一男は小さな教会の牧師をしながら、ガソリンスタンドでアルバイトに励みつつ、ひかりを男手ひとつで育てている。思春期に突入したひかりはちょっぴり反抗的な時もあるが、優しくて面白いお父さんのことが大好き。牧師として多くの人に慕われ、たまに娘と些細な喧嘩をしながらも、2人の穏やかで幸せな日々は続いていく ......と思っていた、ある日、突然ひかりが倒れてしまう。病院で下された診断は“白血病”。混乱し事実が受け入れられない一男だったが、担当医師からある衝撃的な事実を告げられる。なんと、愛する娘は、自分の実の子ではなかった。ひかりに適合するドナーは「数百万人に一人」という残酷な現実 が一男をうちのめすが、「血縁者は適合率が上がる」という事実に気付いた一男は、ある思い切った行動に出る......。

映画『マイ・ダディ』

絶賛公開中

出演:ムロツヨシ 中田乃愛 奈緒 毎熊克哉 臼田あさ美 徳井健太(平成ノブシコブシ) 永野宗典 小栗旬 光石研

監督:金井純一
脚本:及川真実 金井純一
制作プロダクション:ROBOT
幹事:カルチュア・エンタテインメント
配給:イオンエンターテイメント
©2021「マイ・ダディ」製作委員会
公式 HP:https://mydaddy-movie.jp/
公式Twitter:@mydaddy_movie / 公式Instagram:@mydaddy_movie
#映画マイダディ

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