2022年夏に、竹内涼真と横浜流星をダブル主演に迎え、映画『アキラとあきら』が全国公開されることが決定した。

「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」など数々の大ベストセラーを生み出してきた作家・池井戸潤の「アキラとあきら」が実写映画化されることが決定した。
対照的な宿命を背負った二人の若者が、情熱と信念だけを武器に社会に立ち向かう【異色】の感動作「アキラとあきら」は、2017年に徳間書店から発売されるや否や、全国書店・ネット販売にて小説部門売上1位を記録し、50万部を突破の人気小説だ。さらに同年、WOWOWにて映像化された連続ドラマ版は、第34回ATP賞テレビグランプリを受賞し高い評価を得た。2020年8月には集英社から文庫(上下2巻)が再販され、現在の累計発行部数約70万部を突破している。

物語の舞台は、日本を代表するメガバンク<産業中央銀行>。
宿命に抗い、過酷な運命に立ち向かう男たちの姿を描く。
新入社員・山崎瑛と階堂彬が入社してきた。同期の中でもズバ抜けて優秀な2人だが、その性格は正反対。自らの過去から「人のために金を貸す」という熱き<信念>を持つ【瑛:アキラ】と、大企業の御曹司に生まれ冷めた目で仕事に取り組む【あきら】。ライバルとして、日々しのぎを削っていたが、とある案件で自らの<理想>と<信念>を押し通した結果、【瑛:アキラ】は左遷されることに。一方、順調に出世していた【彬:あきら】の前にも、<血縁>というしがらみが立ちはだかる。やがて、何千人もの人生が懸かった巨大な危機が巻き起こる。果たしてこの過酷な試練を乗り越えることができるのか…絶望的な状況を前にした時、2人の<宿命>が重なり合い、【アキラとあきら】の奇跡の逆転劇が始まる!!

今回解禁された主人公のアキラとあきらを演じるのは、竹内涼真と横浜流星の2人。

父の町工場の倒産、夜逃げと貧しく辛い幼少時代を過ごし、人を救うバンカーになるという理想を胸に熱き銀行員・山崎瑛を演じるのは、竹内涼真。舞台・ドラマなど幅広く活躍し、多彩な演技で人々を魅了し続ける竹内涼真。
ひたむきで人情味あふれる役どころ。
池井戸作品は『下町ロケット』(15・18)・『陸王』(17)に続き3作目の出演にして初主演に挑戦する。

そして、冷静沈着で頭脳明晰な銀行員であるが、老舗海運会社・東海郵船の御曹司で親戚との軋轢や足の引っ張り合いに嫌気がさし、自ら後継ぎの座を退いた過去を持つ階堂彬を演じるのは、ドラマ・映画への出演作が立て続く、横浜流星。御曹司ゆえの葛藤を抱える複雑な役柄を堂々たる演技で演じる。池井戸作品には、初出演となる。

メガホンをとったのは、『ソラニン』(10)、『僕等がいた』(12)など爽やかな青春映画や恋愛映画の名手として数々の作品を手がけた三木孝浩監督。竹内涼真とは『青空エール』(16)、横浜流星とは『きみの瞳が問いかけている』(20)以来、それぞれ2度目のタッグとなる。

現代の鬱屈とした世の中に痛快な風を吹き込む『アキラとあきら』は、2022年夏、東宝系にて全国公開。

キャスト、監督、原作者、プロデューサーコメント

■竹内涼真(たけうち・りょうま)・・・山崎 瑛(やまざき・アキラ)役

池井戸さんの作品に出演させて頂くのは3度目で、ご縁があるなと感じています。
過去2作では企業側の立場でしたが、今作で初めて銀行マンを演じさせて頂きます!
大きな壁にぶち当たり、苦しんで、時にぶつかり合って奮闘するリアルな姿を表現することにこだわり、現場で三木監督や流星君と話し合いながら、気持ちを込めて撮影しました。
全国の働くみなさんにエールを送れるような映画になっていると思います。
是非スクリーンでご覧いただけたら嬉しいです!

【竹内涼真 プロフィール&代表作】
1993年4月26日生まれ。東京都出身。
TBS日曜劇場『下町ロケット』(15)TBS日曜劇場『陸王』(17)『テセウスの船』(20)『君と世界が終わる日に』(21)

『青空エール』(16)『帝一の國』(17)『センセイ君主』(18)『太陽は動かない』(21)

■横浜流星(よこはま・りゅうせい)…階堂 彬(かいどう・あきら)役

池井戸さんの作品は以前から好きだったので、参加することができ、嬉しいです。
大企業の御曹司でありながら銀行員ということで、姿勢や立ち振る舞い、堂々とした存在感を意識していました。銀行員としても一から学びました。
竹内くんとは見つめ合うシーンが多く、『照れるね』と笑いながらも熱く意見を交わし合い、2人の関係性を作っていきました。
生まれも育ちも違い宿命を背負い、運命に抗って生きてきた2人が出会い、お互いを認め合い、刺激しあいながら苦悩と向き合い、手を取り合う。
そんな2人のライバルでもあり硬い絆で結ばれている関係性は台本を読んで、素敵だなと思ったし、心が熱くなりました。
スピード感がありラストにかけて高揚感を感じてもらえると思いますのでお楽しみに。

【横浜流星 プロフィール&代表作】
1996年9月16日生まれ。神奈川県出身。
『初めて恋をした日に読む話』(19)『私たちはどうかしている』(20)『着飾る恋には理由があって』(21)『DCU』(22年1月期日曜劇場)Netflixドラマ『新聞記者』(22年1月13日配信)『きみの瞳が問いかけている』(20)『あなたの番です 劇場版』(21年12月10日公開)『嘘喰い』(22年2月11日公開)『流浪の月』(22年公開予定)

■監督・三木孝浩(みき・たかひろ)

この作品は、出自の異なる二人の青年がそれぞれの宿命を背負いながらもお互いライバルとして認め合い、意識し合い、トップバンカーを目指して成長していく物語です。
矜持の違いを火花を散らしながらぶつけ合う姿は、竹内涼真と横浜流星という今まさに勢いある二人の俳優の熱量とシンクロして現場で何度も心滾る瞬間がありました。
この熱きカタルシスをぜひ映画をご覧になる皆さんにも味わっていただけたら嬉しいです!

【代表作】
『ソラニン』(10) 
『僕等がいた』(12)
『陽だまりの彼女』(13)
『ホットロード』(14)
『青空エール』(16)
『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(16)
『フォルトゥナの瞳』(19)
『きみの瞳が問いかけている』(20)
『思い、思われ、ふり、ふられ』(20)

■原作者・池井戸潤(いけいど・じゅん)

これは、良きライバルであり、友人でもあるふたりの青年が、それぞれの運命にあらがい、様々な試練に立ち向かう青春の物語です。
貧しい家庭で育ちながら愛情深く真っ直ぐで力強い「アキラ」を竹内涼真さんが、裕福な一族の御曹司ゆえに過酷な運命を背負う「あきら」を横浜流星さんが、どのように演じ魅せてくれるのか楽しみでなりません。
人生の荒波に漕ぎ出す「アキラとあきら」に、スクリーンで出逢える日を心待ちにしています。

【代表作】

「半沢直樹」シリーズ(04~)
「下町ロケット」シリーズ(10~) 
「空飛ぶタイヤ」(06)
「鉄の骨」(09)
「民王」(10)
「七つの会議」(12)
「陸王」(16)
「ルーズヴェルト・ゲーム」(12) 
「ノーサイド・ゲーム」(19)

■企画・プロデュース 青木泰憲(あおきやすのり)

対照的な宿命を背負った二人の青年の試練と成長を描いた本作は、銀行を舞台にしながらも“青春小説”としても楽しめる作品だけに映像化にあたってはキャスティングがとても重要でした。
父の会社の倒産、夜逃げなど“運命”に翻弄され続けながらも理想を捨てなかった男、山崎瑛役については、ひたむきな情熱、真っ直ぐな誠実さ、正義感。
名家の御曹司ゆえ約束された次期社長という“宿命”に抗い続ける男、階堂彬役については、クールな中に秘めた優しさ、聡明さ、清潔感。それらを意識しながらキャスティングしました。また二人に共通しているのは、最後まで諦めない芯の強さだと思います。
熱い感情を持った役柄を数多く演じ、内から溢れ出る情熱を感じさせる竹内涼真さん、武道で身に着けた美しい所作に加え、醸し出す雰囲気に芯の強さを感じる横浜流星さんなら間違いなく山崎瑛と階堂彬を体現し、池井戸さんがこの作品に込めた思いを観客に届けてくれると確信しました。

STORY

父親の経営する町工場が倒産し、幼くして過酷な運命に翻弄されてきた山崎瑛。
大企業の御曹司ながら次期社長の椅子を拒絶し、血縁のしがらみに抗い続ける階堂彬。

偶然同じ名前を持った二人は、運命に導かれるかのごとく、日本有数のメガバンクに同期入社する。
だが、人を救うバンカーになりたいという熱き理想を持つ山崎と、情を排除して冷静沈着に仕事をこなす階堂は、銀行員としての信念が真っ向から対立する。ライバルとしてしのぎを削る二人だったが、山崎は立ちはだかる<現実>という壁を前に、自らの信念を押し通した結果、左遷される。
一方、順調に出世していた階堂の前にも、親族同士の骨肉の争いという試練が再び立ちはだかる。
階堂は<現実>から眼を背け続け、ついに階堂家のグループは倒産危機に陥る。
グループの全社員とその家族4800人の人生が掛かった危機的状況の中、山崎と階堂の人生が再び交差する———

乗り越えられない“宿命”などない!
絶望的な状況を前に、【アキラとあきら】の奇跡の逆転劇が始まる!!

映画『アキラとあきら』

2022年夏 全国東宝系ロードショー

■原作:「アキラとあきら」(池井戸潤著/集英社文庫刊)
■監督:三木孝浩
■脚本:池田奈津子 
■企画:WOWOW
■制作プロダクション:TOHOスタジオ
■配給:東宝
■撮影時期:2021年7月~9月

ⓒ2022「アキラとあきら」製作委員会

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