2019年12月に新橋演舞場で上演された新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』が、2022年元旦にCS局 衛星劇場にて放送されることするが決まった。

新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』を2022年元日夕方5時からCS初放送として衛星劇場が放送する。
新橋演舞場で昼の部・夜の部通しで上演された本作を前編・後編として、元日に一気に放送。

原作は、日本のみならず全世界で愛されている宮崎駿の名作漫画をもとに1984年にアニメ映画化され、映画版では描かれなかった全7巻の 壮大な物語全てを新作歌舞伎化した。
宮崎駿作品が歌舞伎舞台化されるのは初であり、スタジオジブリの関連作品歌舞伎舞台化も初の試み。主人公ナウシカを尾上菊之助、ナウシカと対する皇女クシャナを中村七之助が演じている。
また、尾上松也、中村歌昇、坂東巳之助、尾上右近、中村米吉といった歌舞伎俳優が集結。

脚本は「ゲド戦記」「借りぐらしのアリエッティ」など数々のスタジオジブリ作品を担当した丹羽圭子と戸部和久(松竹)、そして演出は、新作歌舞伎『NARUTO -ナルト-』も手掛けたG2が担当。

あらすじ

巨大な産業文明は火の七日間と呼ばれる戦争によって滅び、大地の殆どは巨大な蟲が生き、有毒な瘴気を発する菌類の森・腐海(ふかい)に覆われた。それでも人 間同士の争いは止むことが無く、トルメキア王国と土鬼(ドルク)諸侯国連合帝国の二大国が対立している。「風の谷」は風を操る民が住む辺境の小国でトルメキアとは古い盟約を結んでいる。ナウシカは族長の娘で、人々が恐れる腐海に親しみ、蟲を愛し、心を通わせ、腐海が生じた謎を解き明かしたいと思っている。ある時、風の谷と同じく、盟約を結んでいる小国ぺジテで、火の七日間で世界を焼き尽くした兵器「巨神兵」を復活させる力を秘めた秘石が発見された。トルメキアは秘石を手にするためぺジテを滅ぼし、さらに土鬼との戦争を始める。偶然、秘石を手にしたナウシカは盟約を守り出陣すると、愚かな戦争や、腐海や蟲の起こす困難に立向かい、黄昏行く世界に希望の光を灯す為、歩み続ける。

画像1: あらすじ
画像2: あらすじ
画像3: あらすじ

新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』

CS放送局「衛星劇場」にてCS初放送
放送日:2022年1月1日(土)午後5:00〜11:15
※前・後編連続放送

2019年12月・新橋演舞場
[原作]宮崎駿(徳間書店刊)
[脚本]丹羽圭子、戸部和久
[演出]G2
[協力]スタジオジブリ
【前編】 [出演]尾上菊之助、中村七之助、尾上松也、坂東巳之助、尾上右近、中村米吉、市村橘太郎、片岡亀蔵、河原崎権十郎、市村萬次郎、中村錦之助、中村又五郎 [声の出演]市川中車
【後編】 [出演]尾上菊之助、中村七之助、尾上松也、中村歌昇、坂東巳之助、尾上右近、中村種之助、中村米吉、中村吉之丞、嵐橘三郎、片岡亀蔵、中村錦之助、中村歌六 [声の出演]中村吉右衛門

©松竹株式会社

新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』【前編】
https://www.eigeki.com/series/S73096

新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』【後編】
https://www.eigeki.com/series/S73097

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