2023年2月3日(金)0時よりプライムビデオにて独占配信をスタートする深田恭子主演のAmazon Originalドラマ「A 2 Z」。
本作の主人公である澤野夏美の夫で文芸編集者の森下一浩役を田中圭、夏美と禁断の恋に落ちる郵便局員の坂上成生をGENERATIONSの片寄涼太が演じている。
30代女性の恋愛や仕事の葛藤、そして夫婦の関係をAからZまでのアルファベットを辿る形で大人のラブストーリーを描いた本作。これまでの作品とはひと味違う魅力的な男性を演じた二人に、それぞれの役と深田恭子さんについて語ってもらった。

撮影/稲澤朝博 スタイリスト/柴田圭(tsujimanagement)(田中 圭) SOHEI YOSHIDA (SIGNO)(片寄涼太) ヘアメイク/SHIGE(田中 圭) SHINYA KUMAZAKI(片寄涼太) 文/奥村百恵

画像1: 田中圭 × 片寄涼太 インタビュー AからZまでのアルファベットをたどる大人のラブストーリーを語る

――本作の脚本を読まれたときの感想からお聞かせいただけますか。
田中「最初に読んだときは“大人向けの少女漫画”のような印象を受けました。フィクションなのにどこかリアリティを感じたし、理解できないようでわかる部分もあって、嫌だなと思う反面どこか憧れてしまうみたいな、相反するものを上手く描いた作品だと思いました。原作は山田詠美さんの小説なので、文学的な台詞が多いのもこのドラマの特徴かなと思います」
片寄「いま田中さんがおっしゃったように、すごく文学的な作品だなと僕も感じました。山田詠美さんの小説では登場人物たちの心の揺れがとても繊細に描かれているので、最初は映像化するのは難しいんじゃないかなと思ったのですが、素敵な脚本になっていたのでワクワクしながら撮影に挑ませていただきました」
——若い女性を好きになってしまった文芸編集者の一浩と、既婚女性と禁断の恋に落ちる郵便局員の成生を演じたお二人ですが、それぞれの役をどう思いましたか。
田中「まず最初に思ったのは“一浩ありえない…”でした(笑)。ただ、やっていることはありえないけど魅力的ではあるので、もっとキラキラしていてカッコいい俳優さんはたくさんいるのに、なんでこの役を僕にオファーしてくださったのか不思議でした。でも演じるからには全力で挑もうと思い、一浩のことを深く考えてみたりもして。ところが、掴みどころがないから着地点がわからない(笑)。なのでわからないまま挑んだのですが、意外にも“変わった役だからこその演じるおもしろさ”みたいなものを感じたので、とても楽しい撮影でした」
片寄「一浩だけじゃなく、夏美さんも成生もちょっと日本人離れした感覚を持っているんですよね。本能のまま好きな気持ちに真っ直ぐで、特に成生はとってもピュアな人なので、そこはすごく大切にしながら演じていました。とはいえ、やっていることは不倫なんですけどね(笑)」
——(笑)。夏美を演じた深田恭子さんとお芝居してみていかがでしたか。
片寄「僕が子どもの頃からずっと活躍されてきた方なので、クランクイン前は少し緊張していたのですが、深田さんがドシっと受け止めてくださったおかげでリラックスしながらお芝居できたように思います」
田中「深田さんってとても明るい方だよね?」
片寄「明るくて素敵な方でした」
田中「本作は深田さんが少しお休みされた後の作品なのですが、夏美と一浩という一風変わった夫婦を深田さんと演じることができて楽しかったです」

Amazon Originalドラマ「A 2 Z」

01年に読売文学賞を受賞した山田詠美の恋愛小説「A 2 Z」(講談社)を映像化。主人公の澤野夏美を演じるのは、ドラマや映画、CM、舞台などで活躍し続けてきた深田恭子。年下の男性と出会ったことで、再び恋を知っていく大人の女性を艶やかに演じている。夏美の夫で文芸編集者の森下一浩役を田中圭、夏美と禁断の恋に落ちる郵便局員の坂上成生をGENERATIONSの片寄涼太が演じている。ドラマ『素顔のままで』(92)や『101回目のプロポーズ』(91)、最近では映画『おとなの事情 スマホをのぞいたら』(21)を手掛けた光野道夫が、知的でスタイリッシュな大人のラブストーリーを丁寧に描く。

〈STORY〉
老舗大手出版社に勤める文芸編集者の澤野夏美(深田恭子)は、8年前に同業他社の森下一浩(田中圭)と結婚したが、旧姓の澤野を通名にしている。仕事もプライベートもすべて順調に思えたが、ある夜、夏美は一浩から1年以上付き合っている女性がいると告白される。あまりのことに怒りや嫉妬という感情より寂しさを感じてしまう夏美だが、その心の穴を抱えながらも若い郵便局員・成生(片寄涼太)と出会い、恋に落ちるのだった。

画像2: 田中圭 × 片寄涼太 インタビュー AからZまでのアルファベットをたどる大人のラブストーリーを語る

〈CAST/STAFF〉
出演:深田恭子 田中圭/片寄涼太
原作:山田詠美『A 2 Z』(講談社文庫)
監督:光野道夫、城宝秀則
脚本:松田裕子
企画・プロデュース:栗原美和子
製作著作:共同テレビ
©山田詠美/講談社

PROFILE

画像3: 田中圭 × 片寄涼太 インタビュー AからZまでのアルファベットをたどる大人のラブストーリーを語る

田中 圭
1984年7月10日生まれ、東京都出身。

〈近年の主な出演作〉
映画『哀愁しんでれら』(2021年)
映画『ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜』(2021年)
映画『そして、バトンは渡された』(2021年)
映画『あなたの番です 劇場版』(2021年)
映画『女子高生に殺されたい』(2022年)
映画『ハウ』(2022年)
映画『ロスト・シティ』日本語吹替え版(2022年)
映画『耳をすませば』(2022年)
映画『月の満ち欠け』(2022年)

画像4: 田中圭 × 片寄涼太 インタビュー AからZまでのアルファベットをたどる大人のラブストーリーを語る

片寄涼太
1994年8月29日生まれ、大阪府出身。
GENERATIONS from EXILE TRIBEのボーカルを担当。

〈近年の主な出演作〉
映画『午前0時、キスしに来てよ』(2019年)
ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」 (2020年)
映画『糸』(2020年)
ドラマ「運命警察」(2022年)

現在発売中のSCREEN+Plus vol.82ではお互いの印象なども語ってくれた。

SCREEN + Plus vol.82 発売中

画像: screenstore.jp
screenstore.jp

This article is a sponsored article by
''.