メモリアル・イヤーとなる第30回東京国際映画祭(TIFF)が10月25日から11月3日まで開催!トミー・リー・ジョーンズ審査員長ほかヴィッキー・チャオ、永瀬正敏らがコンペ審査員に決定し、盛り上がる今回の映画祭の見どころは?SCREEN本誌に掲載された直前ガイドから、4ポイントをピックアップ!

コンペティション

世界各国から集められた優れた新作がグランプリほか各賞を競う本映画祭のメイン部門。今回はワールドプレミア8作を含む15作が揃った。

ギヨーム・ガリエンヌ監督でヴァネッサ・パラディらが出演の「マリリンヌ」とサミュエル・ジュイ監督でマチュー・カソヴィッツら出演の「スパーリング・パートナー」のフランス映画2作を始め、マルガレーテ・フォン・トロッタ監督の「さようなら、ニック」(ドイツ)、シルヴィア・ルーツイ&ルカ・ベッリーノ監督の「ナポリ、輝きの陰で」(イタリア)といった欧州勢のほか、イランのアスガー・ユセフィネジャド監督の「ザ・ホーム―父が死んだ」、トルコのセミフ・カプランオール監督の「グレイン」など世界の映画祭で急成長中の国々の新作、アジアからは中国のドン・ユエ監督作「迫りくる嵐」、日本の瀬々敬久監督の「最低。」大九明子監督の「勝手にふるえてろ」などが“世界の今”を描く。

特別招待作品

映画ファンが最も熱い視線を注ぐのがこの部門。今回はオープニングに日本映画「鋼の錬金術師」、クロージングに「不都合な真実2:放置された地球」(アル・ゴアが来日予定)が決定したほか、先日のベネチア映画祭で金獅子賞受賞の「シェイプ・オブ・ウォーター」(ギレルモ・デル・トロ監督)、トロント映画祭で観客賞受賞の「スリー・ビルボード・アウトサイド・エビング、ミズーリ(原題)」(マーティン・マクドノー監督)といった注目作、「ローガン・ラッキー」(スティーヴン・ソダーバーグ監督来日予定)、「Mr.Long/ミスター・ロン」(主演のチャン・チェン来日予定)、「エンドレス・ポエトリー」「リュミエール!」「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」「ドルフィン・マン」「Ryuichi Sakamoto: CODA」など新作がいち早く見られる。

Japan Now ほか邦画企画

蒼井優、満島ひかり、安藤サクラ、宮﨑あおいの4人の人気女優の代表作をそれぞれ2作紹介する“銀幕のミューズたち”はじめ、「三度目の殺人」「光」など日本映画の現在を概観できる作品をセレクト上映。またコンペ部門“日本映画スプラッシュ”では「アイスと雨音」「飢えたライオン」などインディーズ映画9作がグランプリを競う。

ワールド・フォーカス

タヴィアニ兄弟監督の「レインボウ」、クレール・ドニ監督の「レット・ザ・サンシャイン・イン」、アルノー・デプレシャン監督の「イスマエルの亡霊たち」といった巨匠たちの新作はじめ、グザヴィエ・ボーヴォワ監督の「ガーディアンズ」、クリント・イーストウッドらが登場するドキュメント「サッドヒルを掘り返せ」など日本公開未定の必見作が集結!

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