“伝説のリーダー”の知られざる27日間を映画化した「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」が3月30日(金)公開。第90回アカデミー賞にて主演男優賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞を見事受賞した話題作だ。

画像1: アカデミー賞主演男優賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞受賞
「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」

第二次世界大戦下の“伝説のリーダー”といわれる英国首相ウィンストン・チャーチル。“政界の嫌われ者”だった彼は、最大の国難に直面したそのとき、いかにして人びとに勇気と希望を与えたのか? チャーチルの首相就任からダンケルクの戦いまでの知られざる27日間を実話に基づいて映画化。本年度アカデミー賞で作品賞・主演男優賞など6部門の候補に挙がり、見事主演男優賞を獲得。
主演を務めるのは「ダークナイト」のゲーリー・オールドマン。特殊メークで外見からチャーチルに成りきり、アカデミー賞の最有力候補と目されている。チャーチルを支える妻役に「イングリッシュ・ペイシェント」のクリスティン・スコット・トーマス。秘書役に「シンデレラ」のリリー・ジェームズ。監督は「プライドと偏見」のジョー・ライト。現代美術家の辻一弘が特殊メーキャップアーチストとして参加し、同部門では日本人初となるアカデミー賞を受賞。

画像2: アカデミー賞主演男優賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞受賞
「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」

1940年、第二次世界大戦初期。ナチス・ドイツの勢力が拡大し、フランスは陥落間近、イギリスにも侵略の脅威が迫っていた。絶望の淵に立つ英国で、新たに首相に任命されたのは、豪快で大酒飲み、“政界一の嫌われ者”ともいわれるチャーチル(オールドマン)だった。『国難だから損な役割を押しつけられたのだ』とチャーチルは妻にこぼす。
首相としての初演説でチャーチルは『勝利』を誓うが、戦況は悪化の一途をたどる。5月25日、英仏軍はフランス・ダンケルクの海岸まで撤退。陸軍の全兵士30万人が包囲され、全滅の危機に立たされる。
チャーチルはダンケルクの兵士を救うため、カレーにいる守備隊を動かし、ドイツ軍を引き付ける作戦を思いつく。だがそれは4000人の守備隊を犠牲にすることを意味していた。犠牲を回避したい外相はドイツとの和平交渉の道を提案。ヒトラーに屈するのか、戦うのか、チャーチルは究極の決断を迫られる。

画像3: アカデミー賞主演男優賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞受賞
「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」

勝利の“Vサイン”で知られたチャーチル

高くかざしたVサインで有名なチャーチル。手のひらを裏返したVサインの意味(クソくらえ)を知らずに部下に教えてもらって直したという劇中のエピソードは実話だ。

特殊メークの時間は合計200時間以上

オールドマンの『あなたがやらなければ演じない』という直々のオファーで特殊メークを手がけたのが現代美術家の辻一弘。そのメークに費やされた時間は合計200時間以上!

2017年度作品。2時間5分。イギリス映画。ビターズ・エンド=パルコ配給
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