「ローマの休日」(1953)の第26回アカデミー賞ノミネート後に、オードリーからグレゴリー・ペック本人に贈られたメッセージ入りの直筆オートグラフ。長らくグレゴリー・ペックのオフィスキャビネットに保管されていた。オフィス・スタッフの知人へ宛てたものとも思われたが、オードリーがグレゴリー・ペックのオフィス・スタッフと個人的な交流のあった事実が確認できないこと、当時のスタッフに宛名の<Jo>に相当する人物の存在が確認できないこと、その後、さらに調査を継続していく中で、オードリーが個人宛のオートグラフで<Joe>という名前の表記を<Jo>としているケースが多く見受けられたことなどから、宛名の<Jo(ジョー」>とは、「ローマの休日」で G・ペックが演じた新聞記者ジョー・ブラッドリー(Joe Bradley)に掛け、親しみを込めてオードリーが宛名として記したものと推定された。
 「God Bless!」(「神からの幸運を!」*アカデミー賞受賞に対する))に加え、「LA(ロサンゼルス)で会いましょう!」というメッセージの内容から、第26回アカデミー賞受賞式のメイン会場(ロサンゼルス:ハリウッド/RKOパンテージズ・シアター)でグレゴリー・ペックに再び会えることを心待ちにしていた時期であったと考えられる。しかし、その後、オードリーはメル・ファーラーの舞台「ONDINE」上演のスケジュール上、RKOパンテージズ・シアターへの出席は叶わず、舞台メイクのままニューヨークの会場(NBCセンチュリー・シアター)でオスカーを授与されることとなった。
ハリウッド・デビュー後、オードリーのサインとしては最も初期のタイプで、スチールは一般的なパブリシティ用として媒体に提供されていたものではなく、サイズもパブリシティ用のスタンダード(8×10インチ)ではない。また、オードリーが、フォトにこの類のメッセージを長文で書き込むことも極めて珍しい。「ローマの休日」で大成功を収め至福の絶頂ともいえる時期に書かれた、オードリーが残したオートグラフの中でも、最も貴重な類のヴィンテージ。

画像: オードリー・ヘプバーン(「ローマの休日」)/直筆オートグラフ(ヴィンテージ)

*本商品は、販売対象商品ではございません(購入不可)

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