ブルガリアEU理事会議長国就任記念として、ブルガリア映画界を代表する若手監督、カメン・カレフの長編映画3作品をご紹介する上映会『ブルガリア映画Day2018』が6月17日(日)アンスティチュ・フランセ東京にて開催決定した。

監督によるトークショーも実施

公開されるのは、2009年東京国際映画祭で見事グランプリ、監督賞、男優賞の3冠を達成した『ソフィアの夜明け』のほか、黒海の離島を訪れたカップルの衝撃的なドラマを描いた異色作『アイランド』(2011)、実話を基にした社会派サスペンス『フェイス・ダウン』(2015)。『フェイス・ダウン』は本邦初上映となる。

イベント開催にあたりカメン・カレフ監督来日も決定。各作品上映後、監督によるトークショーを実施される。

<ブルガリア映画Day2018 上映作品>

『ソフィアの夜明け』(6/17 11:20〜上映)
原題:Източнипиеси 英題:Eastern Plays
出演:フリスト・フリストフ / オヴァネス・ドゥロシャン / サーデット・ウシュル・アクソイ
2009年 / ブルガリア / ブルガリア語、トルコ語 / カラー /89 分 ※日本語字幕版での上映
自分の居場所を見つけられず孤独に生きる芸術家イツォ。
ドラッグとアルコールに溺れ、何の希望も見出せない 彼の人生は、
家族と共にベルリンへ向かう途中にネオナチに襲撃されて足止めを
食らったトルコ女性ウシュルと 出会うことによって少しずつ変わっていく…。
ブルガリアの首都、ソフィアで生きる人々をリアルに描いたカレフ監督の
長編デビュー作。イツォ役のフリスト・フリストフにとっても映画初出演となったが、
撮影終了後に不慮の事故によって急逝した。09年の東京国際映画祭で見事
グランプリ、監督賞、男優賞の3冠を達成。

画像: 『ソフィアの夜明け』

『ソフィアの夜明け』

『アイランド』(6/17 14:30〜上映)
原題:Островът 英題:The Island
出演:レティシア・カスタ、トゥーレ・リントハート
2011年/ブルガリア、スウェーデン/ブルガリア語、英語、フランス語/カラー /108分
※日本語&英語字幕版での上映(with English subMtles)
パリで暮らす 30代のカップル、ソフィーとダニエルは、ソフィーの提案で
ダニエルの生まれ故郷、ブルガリアへと 向かう。黒海の離島に渡ったふたりを
待ちかまえるのは、一風変わった住民たちとうだるような暑さ、
そして愛を試すかのような思いがけない出来事だった...。実験的な手法で描かれる
ユニークな異色作。チリの鬼才監督、アレハンドロ・ホドロフスキーも出演。
カンヌ国際映画祭監督週間、シッチェス映画祭ニュー・ビジョンズ部門出品。

画像: 『アイランド』

『アイランド』

『フェイス・ダウン』(6/17 18:00〜上映)
原題:Слиценадолу 英題:Face Down
出演:メルヴィル・プポー、ユーセフ・ハイディ、オシーヌ・シュトリ
2015年/ ブルガリア、フランス、ベルギー / トルコ語、英語、ブルガリア語、フランス語 / カラー /104 分
※日本語&英語字幕版での上映(with English subMtles)
ブルガリアからフランスへ偽札を密輸しようとした罪で身柄を拘束される
フランス人のサミー。投獄を免れるため仏警察の情報屋となった彼は、
国際的な人身売買ネットワークの捜査に協力することに。その過程で出会った
未成年のロマ人娼婦エルカに惹かれ、あらゆる障害をはねのけて
彼女を救おうとするが...。実話を基にした社会派サスペンス。主演のサミーに
『ぼくを葬(おく)る』(05)『わたしはロランス』(12)のメルヴィル・プポー。

画像: 『フェイス・ダウン』

『フェイス・ダウン』

ブルガリア映画Day2018
◆会場:アンスティチュ・フランセ東京 2F「エスパス・イマージュ」
◆開催日:6月17日(日)

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