一人の天才少女を中心とした高校生の“犯罪チーム”が、知恵と度胸だけを武器に世界を股にかけたプロジェクトに挑むクライム・エンタテイメント映画『Bad Genius』の邦題が、『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』に決定。2018年9月22日(土)より新宿武蔵野館ほか全国で順次公開が決定した。

米映画批評サイト・ロッテントマトでアカデミー賞作品と並ぶ92%を記録

2017年5月、タイで公開されるやいなや瞬く間に口コミが広がり、2017年のタイ国内映画、年間興行収入ダントツの第一位に輝いた本作。米映画批評サイト・ロッテントマトでは、アカデミー賞受賞作品「シェイプ・オブ・ウォーター」と並んで堂々の 92%を記録している。

主人公は、小学生の頃からずっと成績はオール A、さらに中学時代は首席と天才的な頭脳を持つ女子高生リン(チュティモン・ジョンジャルーンスックジン)。裕福とは言えない父子家庭で育った彼女は、その明晰な頭脳を見込まれ、晴れて進学校に特待奨学生として転入を果たす。新しい学校で最初に友人となったグレースを、リンはテストの最中に“ある方法”で救った。

その噂を聞きつけたグレースの彼氏・パットは、リンに“ビジネス”をもちかける。それは、より高度な方法でカンニングを行い、答えと引き換えに代金をもらう――というもの。“リン先生”の元には、瞬く間に学生たちが殺到した。リンが編み出したのは、“ピアノレッスン”方式。指の動きを暗号化して多くの生徒を高得点に導いたリンは、クラスメートから賞賛され、報酬も貯まっていく。

しかし、学校が誇るもう一人の天才・生真面目なバンクとの出会いが、波乱の種に。そのビジネスの集大成として、アメリカの大学に留学するため世界各国で行われる大学統一入試「STIC」を舞台に、最後の、最大のトリックを仕掛けようとするリンたちは、バンクを仲間に引き入れようとするが…。

中国で実際に起きたカンニング事件がモチーフ

物語の背景となっているのは、近年発展目覚ましいアジア各国で深刻な社会問題となっている熾烈な受験戦争。中国で実際に起きたカンニング事件をモチーフに、“カンニング”をスタイリッシュ、かつスリリングに描くことで、第一級のクライム・エンタテイメントに仕立てられている。様々な障害を乗り越えて、不可能と思われたカンニングを遂行していくさまに、世界各国のメディアからは “高校生版『オーシャンズ 11』だ!”との声も。クライマックスの、28 分に及ぶ、手に汗握るカンニングシーンは必見だ。

本国での公開後、アジアをはじめとした世界各国で公開され、中国・香港・台湾・ベトナム・マレーシア・ブルネイ・マカオ・フィリピンでは、タイ映画史上歴代第一位を記録するという大きなムーブメントを巻き起こした。その熱狂的盛り上がりは全世界にも波及、欧米諸国の映画祭でも上映され、ニューヨーク・アジアンフィルム・フェスティバルで作品賞とライジングスター賞、カナダのファンタジア映画祭の作品賞と監督賞の受賞をはじめとする多数の賞を受賞。世界 16 の国と地域でサプライズ大ヒットとなった。

日本でも 2017 年の福岡国際映画祭アジアフォーカスで上映され観客賞を受賞し、SNS 上には興奮冷めやらぬ感想と正式公開を望む声が殺到。その反響に応える形で、今回待望の正式公開が決定した。

http://maxam.jp/badgenius/

バッド・ジーニアス 危険な天才たち
9/22(土)より、新宿武蔵野館 他 全国順次ロードショー
配給:ザジフィルムズ/マクザム
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