アクション映画といえば!思いつく名前はみなさん様々あることでしょう。今回はそんな中から「アクション界をリードした生ける2大レジェンド」と「現代アクション映画を二分するカリスマ、ビッグ2」計4名の実力派俳優をピックアップ。(文・秋本鉄次/デジタル編集・スクリーン編集部)

アクション界をリードした生ける2大レジェンド!

シルヴェスター・スタローン|アーノルド・シュワルツェネッガー

いわゆる〝肉体派スター〞という形容がついた70〜80年代アクション・スターの代表的両雄。全盛時はお互いライバル視していたのか、並び立たずの時代も長かったが、年齢も1歳違いの同じ7月生まれなど実は共通点も多い。

画像: 「ロッキー」

「ロッキー」

スタローンは「ロッキー」(1976)、シュワは「ターミネーター」(1984)で一気にブレークするまで両者とも下積み時代を過ごす。80年代は肉体派スターとしてヒット作連発も、90年代に入ると、お互いに人気に陰りが生じ、コメディーに手を出したのも同様だ。シュワはまずまず成功するが、スタは惨敗と明暗を分けた。一方、女性問題でいろいろゴシップネタになった事も似た者同士か。

画像: 「ターミネーター」

「ターミネーター」

そしてこうして毀誉褒貶、紆余曲折の道をたどり〝肉体派スター・ユニオン映画〞のような豪華メンツで初共演作となった「エクスペンダブルズ」(2010)がヒットし、以後は完全に胸襟開く仲に。〝エクスペ〞シリーズだけでなく「大脱出」(2013)ではガップリ四つの大共演も果たす。

画像: 共演作:「エクスペンダブルズ2」

共演作:「エクスペンダブルズ2」

この夏には、すでに古希を超えたスタに続いて、シュワも古希に。老いてますますお盛んのアクション現役続行中の生けるレジェンド!なお「エクスペンダブルズ」シリーズを観ると、2人の後継はジェイソン・ステイサムと目される。

現代アクション映画を二分するカリスマ、ビッグ2!

ヴィン・ディーゼル|ドウェイン・ジョンソン

スタローン&シュワは共闘に30年以上も要したが、この2人は、遅れて映画デビューしたドウェインが10年少々して「ワイルド・スピード MEGA MAX」(2011)に参加し共演を果たす。

画像: 共演作:「ワイルド・スピード MEGA MAX」

共演作:「ワイルド・スピード MEGA MAX」

第1作から出ている〝ワイ・スピ〞ファミリーのリーダー格のヴィン、仲の良い連邦捜査官にドウェインの息もピッタリ。最新8作目「ワイルド・スピード ICE BREAK」まで精勤して頼もしい限り。

だが、経歴は対称的で、5歳年上のヴィンは幼少から舞台一筋、艱難辛苦を経て「プライベート・ライアン」(1998)出演からはい上がる。一方、ドウェインはプロレスラー〝ザ・ロック〞として一世を風靡後に映画界に転じ「ハムナプトラ2」(2001)で早くもスターダムに。

画像: 「トリプルX」

「トリプルX」

ヴィンは「トリプルX」(02)で神業アクションを披露し、「リディック」(2004)では銀河最凶ワルに扮し、両作ともシリーズ化。一方、ドウェインも負けてない。「ハムナプトラ」シリーズのキャラをスピンオフさせた「スコーピオン・キング」(2002)や元レスラーの体格を生かした「ヘラクレス」(2014)などで大暴れ。今年の「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」などでも大いに気を吐いた。

画像: 「スコーピオン・キング」

「スコーピオン・キング」

働き盛り、カリスマ性溢れる〝ビッグ2〞だ。

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