トム・クルーズが伝説的スパイ:イーサン・ハントを演じる大人気スパイアクション映画『ミッション:インポッシブル』シリーズの2015年公開『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』でトムから絶大な信頼を得たクリストファー・マッカリー監督。
シリーズで初めて同一監督による続投となった最新作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』では、トムがビルとビルの間をジャンプして骨折したり、本物のヘリコプターを操縦したり、7620mからのヘイロージャンプを実際に行うなど度肝を抜くスタントシーンがてんこ盛りだ。“伝統を受け継いで、前作とは全く違うスタイルに変えることに挑戦した”というマッカリー監督の
来日インタビューをお届けします。

【ストーリー】
盗まれた3つのプルトニウムを奪還するミッションを遂行中の“イーサン・ハント”(トム)は回収に成功するが、仲間の救出時に、何者かにプルトニウムを再び奪われてしまう。
イーサンとIMFチームは “同時核爆発を未然に防ぐ新たなミッション”を受けるが、イーサンを疑うCIAが敏腕エージェントのウォーカー(ヘンリー・カヴィル)を送り込んできたことで、イーサンはウォーカーとの対決を余儀なくされる。世界に刻一刻と迫る<終末の危機>へのカウントダウンの中で、いくつもの<フォール アウト(余波)>がイーサン・ハントに降りかかっていく・・・。

画像: 『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』
クリストファー・マッカリー監督来日インタビュー

トムと共に歩んだ12年間が人生を変えた

ーー日本での記者会見で“テスト試写をおこなった際に観客からアクションシーンが多すぎるという意見が出て、アクションシーンをカットした”とおっしゃっていましたが、それはどんなアクションシーンだったのか教えて頂けますか。
「パリの街でのチェイスのシーンを少し短くしたのと、ヘリコプターのチェイスシーンも本当はもっと長かったんですけど泣く泣くカットしました。ティザー予告完全版に映っているシーンも2つカットしていて、ひとつはグラン・パレ(フランスにある展覧会場)の中でトムとヘンリーが120フィートほどケーブルをつたって下へ降りるというシーンを全部カットしたのと、ハイウェイを走っているトラックに向かってヘリコプターが突っ込むというシーンもカットしました。ストーリーの流れとして自然に盛り込めるアクションはいいんですけど、面白いアイデアだからと無理矢理盛り込んだものはいつもうまくハマらないですね(笑)」

画像1: トムと共に歩んだ12年間が人生を変えた
画像2: トムと共に歩んだ12年間が人生を変えた

ーー個人的にはレベッカ・ファーガソン演じるイルサのアクションがもっと観たかったです。
「ですよね(笑)。実はイルサとイーサンのファイトシーンもあったんですけどカットしてしまったんです(笑)。アイデアとしては凄く良いファイトシーンだったので、もしかしたら違う映画でそのアイデアを使うかもしれません。イルサは凄く強く見えるときもあれば、ある側面では弱いキャラクターとして描かれるところもあったので、イルサのアクションが見たいとおっしゃる方が今作をどのように感じるのか興味深いです」

ーートムさんとは2008年の『ワルキューレ』からご一緒されていて、そこから12年もの間お付き合いが続いていますよね。そもそもどういった経緯で知り合われたのでしょうか?
「私は2000年の『誘拐犯』から映画を撮りたくても撮れないという厳しい時期を過ごしていて、もうやめてしまおうかと思っていたときにLAのレストランで食事をしていたら、隣にいた二人組が“トム・クルーズのキャリアは終わったよね”なんて話し声が聞こえてきたんです。僕は心の中で“それは絶対に違う。彼はまだまだできるはずだ”と思って、早速マネージャーに電話して何故僕はトムと一度も会ったことがないのかという話をしました。そのあとトムの会社の人に会って、トムとはちょうど彼がパラマウントから離れた2006年の終わりに出会ったんです。同じ映画が好きだったりして最初から凄く気が合いましたし、僕は脚本を沢山書いているという話もして。それで最初に一緒に撮ったのが『ワルキューレ』です」

画像1: Photo by Tsukasa Kubota

Photo by Tsukasa Kubota

ーー『ワルキューレ』はブライアン・シンガーが監督を務めていて、マッカリー監督は脚本と製作を務めてらっしゃいました。
「あの作品ではプロデューサーとしてもクレジットされていますが、実はプロデューサーというのは何をするのか知らなかったんです(笑)。ユナイテッドアーティスツで25年間トムのビジネスパートナーだったポーラ・ワグナーさんから“今度『ワルキューレ』を作るんだけど、あなたはプロデューサーということでいいですよね?”と言われて、映画業界から足を洗おうと思っていた僕はこの質問にどう答えるかによって人生が変わるかもしれないとなんとなく感じたんです。それでノーと答えるのではなく、“やります!”と答えました。ポーラさんがUAのトップになり、“トムの現場はあなたに任せたい”と言ってくれて、そこからはトムと一緒に12年間歩んできました。あのときノーと答えていたら今のような人生にはなっていなかったと思います」

画像3: トムと共に歩んだ12年間が人生を変えた

ーーこれからもトムとの良い関係は続きそうですね。
「ありがたいことに。でも今は2週間ぐらいバケーションが欲しいですね(笑)。ゆっくり休んだらトムの現場に戻ろうと思います(笑)」

Photo by Tsukasa Kubota

(取材・文:奥村百恵)

■監督・製作・脚本:クリストファー・マッカリー 『ミッション:インポッシブル/ローグ・          ネイション』 『アウトロー』
■製作:J.J.エイブラムス 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』 『スター・トレック』シリー   ズ、トム・クルーズ、ジェイク・マイヤーズ 
■キャスト:トム・クルーズ、サイモン・ペッグ、ヴィング・レイムス
      レベッカ・ファーガソン、アレック・ボールドウィン、ミシェル・モナハン、
      ヘンリー・カヴィル、ヴァネッサ・カービー、ショーン・ハリス、
      アンジェラ・バセットほか
■配給:東和ピクチャーズ
8月3日(金)より全国ロードショー

画像: 『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』本予告 youtu.be

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』本予告

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