今から20年前、映画の常識を遥かに超えた面白さで日本中をハッピーで包み、口コミが口コミを呼び、老若男女を巻き込んで空前のインド映画ブームを起こした奇跡の極楽ムービー『ムトゥ 踊るマハラジャ』。日本で公開されたインド映画史上最大のヒット作として、今なおインド映画の代名詞となっている伝説の映画が、4K&5.1chデジタルリマスター版でリバイバル公開されることが決定した。

日本公開20周年を記念しオリジナル・ネガから4Kスキャンと修復作業を実施

1998年6月13日に渋谷のシネマライズ単館でスタートした本作は、同館で23週におよぶロングラン上映となり、興収2億800万円を稼ぎ出し、同年のミニシアター興行成績第1位を記録、その後全国100箇所以上の劇場で上映され動員約25万人、総興収4億円を突破。さらにVHS、レザーディスク、DVDといったビデオソフトも総販売本数6万本(枚)を超え、その後、TVではBS、CSだけでなく地上波(NHK教育)でも放映されるなど空前の大ヒットとなった。

また、映画公開後には、インドへの観光客が倍増、合同酒精の「Hi-Boy」など本作にインスパイアされたCMが数多く制作された他、東ハトの「ガラムマサラ」等数多くのタイアップ商品も誕生、それまで日本には数少なかった南インド料理店が激増するなど、本作は、映画ファンを魅了しただけでなく、日本の文化に多大なる影響を及ぼした。

本作の主人公は、大地主ラージャーの屋敷で働くムトゥ。ラージャーに仕え、専属の執事兼馬車の御者兼ボディーガードとして、常に行動を共にしていた。ひょんなことから彼は旅回り一座の女優ランガと恋に落ちるが、彼が命より大切なラージャーもランガを好きになってしまったからサァ大変。そんな中、ラージャーの伯父による屋敷の乗っ取り計画が進んでいた。やがて、誤解と陰謀によってムトゥはラージャーに屋敷を追い出されそうになるが、ラージャーの母シヴァガーミがムトゥの驚くべき出生の秘密を明らかにする…。

このたび、日本での公開から20周年を記念し、インドでオリジナル・ネガから4Kスキャンと修復作業を行い、『スラムドッグ$ミリオネア』でアカデミー賞作曲賞を受賞するなど国際的な活躍も目覚しい本作の音楽監督A.R.ラフマーンのスタジオに保管されていた6チャンネルのオリジナル・ステレオ音源をもとに、ラフマーン氏の監修を得て5.1chデジタル・リミックスを実施。極上の映像と音『ムトゥ 踊るマハラジャ』が楽しめることになる。

ムトゥ 踊るマハラジャ (4K&5.1chデジタルリマスター版)
11月23日(祝・金)より新宿ピカデリーほか、全国順次ロードショー
配給:エデン
©1995/2018 KAVITHALAYAA PRODUCTIONS PVTLTD. & EDEN ENTERTAINMENT INC.  

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