今年 15年目を迎えるスペイン&ラテンアメリカ映画の祭典「ラテンビート映画祭(LATIN BEAT FILM FESTIVAL2018)」が2018年11月 1日より新宿、大阪(11月17、18日)、横浜(11月23~25日)で順次開催。本映画祭は、ラテン各国の最新作を含む選りすぐりの14作品を映画館で見ることのできる貴重な映画祭だ。

ブラジルで生きる市井の人々の“今”にスポットを当てた5作品も

画像: 「カルメン&ロラ」

「カルメン&ロラ」

今年のラインナップは、ロマのコミュニティーで生きる 10代の女性同士のピュアな恋愛を描いたスペイン映画『カルメン&ロラ』、スペイン出身の新鋭グスタボ・サンチェス監督がニューヨークで生きる LGBTQの人々を10年間取材したドキュメンタリー『I Hate New York』、パラグアイ映画史上初のベルリン国際映画祭アルフレド・バウアー賞と女優賞をダブル受賞した心理ドラマ『相続人』や、日本にも多くのファンがいるヴィム・ヴェンダースがアルゼンチン出身のフランシスコ法王の本音に迫った新作ドキュメンタリー『ローマ法王フランシスコ』、ゴヤ賞受賞監督パブロ・ベルヘルの新作のヒューマンドラマ『アブラカダブラ』、コロンビアの先住民族の生活に密着した社会派ドラマ『夏の鳥』、昨年話題になった日本・キューバ合作、オダギリジョー主演の『エルネスト』、社会派アニメーション『アナザー・デイ・オブ・ライフ』、イースト LAの音楽を愛する宮田信の奮闘と執念を描いた短編ドキュメンタリー『アワ・マン・イン・トーキョー~ザ・バラッド・オブ・シン・ミヤタ』など、バラエティに富んでいる。

画像: 「エルネスト」

「エルネスト」

また、今年はブラジルをフィーチャーし、バイオレンスやサッカー、サンバだけではない、ブラジルで生きる市井の人々の“今”にスポットを当てた5作品『ベンジーニョ』『夢のフロリアノポリス』『ハード・ペイント』『サビ』『激情の時』を上映する。毎年恒例の来日ゲストによる舞台挨拶ティーチインも予定されている。
【来日/登壇予定ゲスト情報】*変更の可能性もあり。
アランチャ・エチェバリア『カルメン&ロラ』監督
パブロ・ベルヘル『アブラカダブラ』監督
グスタボ・サンチェス『I Hate New York』監督
オダギリジョー『エルネスト』出演
阪本順治『エルネスト』監督
【映画祭開催場所&日程】
新宿バルト 9:11月 1日(木)~4日(日)、9日(金)~11日(日)
梅田ブルク 7:11月 17日(土)、18日(日)
横浜ブルク 13 :11月 23日(金・祝)~25日(日)

画像: 「サビ」

「サビ」

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