70-90年代イタリア映画界の猥雑なエネルギーに満ちた伝説的傑作&怪作、カルト的人気作群を日本のスクリーンに蘇らせる企画“マカロニ・エンタテインメント傑作選”がこの冬スタート。映画史を変えた伝説のカルトムービーがHDリマスターでスクリーンに蘇る。

『マッドライダー』『フェラーリの鷹』の2本が“爆走カーチェイス編”として公開

画像1: 『マッドライダー』『フェラーリの鷹』の2本が“爆走カーチェイス編”として公開

第1弾は、『マッドマックス2』の便乗映画として製作された数多くの“パチモン・マッドマックス”の中でも特に人気が高く、石油の争奪戦を水に変えたそのストーリーラインが、32年後の『マッドマックス/怒りのデスロード』に酷似し、その誕生を予言していたということでも話題の『マッドライダー』。

監督は『荒野の無頼漢』など、マカロニ・ウエスタンの快作を数多く手がけたベテラン、ジュアーノ・カルニメーオ(ジュールス・ハリソン名義)。セルジオ・レオーネ監督の数々の名作が撮影されたスペインの砂漠を舞台に、世紀末のカーチェイスが繰り広げられる。またこの作品は84年の日本初公開時は地方併映作として公開されたため東京ロードショーは今回が初となる。

2018年12月22日(土)より新宿武蔵野館にてレイトショー。

画像2: 『マッドライダー』『フェラーリの鷹』の2本が“爆走カーチェイス編”として公開

第2弾は、フェラーリ250GTE、シトロエンDS-21、フィアット ジュリア、フォード・カプリ、アルファ・ロメオ、ポルシェ、フィアット…、ローマの街を舞台に様々な人気欧州車がカーチィエスを繰り広げることでカーマニアの間で伝説となっているヨーロピアン・カーアクションの最高峰『フェラーリの鷹』。フランスからやってきたシトロエン強盗団とローマ市警の暴れん坊との攻防戦はリュック・ベッソン製作の『TAXi』シリーズの元ネタともいわれている。

監督は撮影監督出身のアクション派スティルヴィオ・マッシ。カースタントを担当するのは007シリーズや、日本のいすゞジェミニのTVCMでも知られるカーアクションの神様、レミー・ジュリアンと彼のスタント・チーム。40年ぶりに日本のスクリーンに帰ってくる人気作!

2018年12月29日(土)より新宿武蔵野館にてモーニングショー。

公開に向けて、初公開時のビジュアルをベースにしたポスターが完成。今回の上映は2本立てではないものの、当時の2本立て興行の広告を模した2作共通チラシも製作された。また、トークショーや応援上映などの各種イベントも準備されている。

マッドライダー(HDリマスター版)
12月22日(土)より新宿武蔵野館にて爆走レイトショー
配給:エデン
©2T Produczione e Distribuzione Films D.r.l.,Roma & Globe Film,Madrif-1983

フェラーリの鷹(HDリマスター版)
2018年12月29日(土)より新宿武蔵野館にてモーニングショー
配給:エデン
© Titanus-1976

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