イラク戦争の大義名分である「大量破壊兵器」の存在に疑問を持ち、真実を追い続けた実在の記者たち4人の奮闘を描いた映画『記者たち衝撃と畏怖の真実』が、2019年3月下旬よりTOHOシネマズシャンテほかにて全国ロードショーされることが決定した。

キャリア34年目にしてロブ・ライナー監督の初来日が決定

2002年、米・ブッシュ大統領はイラクが核兵器をはじめとする大量破壊兵器を開発及び保持していると非難。イラク侵攻が始まろうとする中、アメリカ国内でも愛国心が強まっていった。地方新聞社を傘下に持つナイト・リッダー社ワシントン支局の記者ジョナサン・ランデーとウォーレン・ストロベルは、その情報に疑問を持ち、証拠を探り真実を暴こうと取材を続けていく。

NYタイムズやワシントン・ポストなどの大手新聞社が政府の発する情報を信じ報道し続ける中、ナイト・リッダー社だけは信念を貫き、「それは真実なのか」と問い続けるも、異なる意見を排除しようとする波に押され次第に孤立していく。そして2003年、ジョージ・W・ブッシュ大統領は「大量破壊兵器保持」を理由にイラクを武装解除し世界を危険から守るため、“衝撃と畏怖”作戦実行の決定を下す―。

今回ナイト・リッダー社の記者を演じたのは、第90回アカデミー賞6部門でノミネートを受けた『スリー・ビルボード』で注目を浴び、『ハンガー・ゲーム』シリーズや『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』、『ヴェノム』など数々の人気話題作に出演が続くウディ・ハレルソン、『魔法にかけられて』や『ヘアスプレー』、『大統領の執事の涙』のジェームズ・マースデン。粘り強く取材活動を続け、一歩ずつ真実に近づいていく実在の記者たちを演じている。また、元従軍記者のベテランジャーナリストを日本でも缶コーヒーのCMでお馴染みのオスカー俳優トミー・リー・ジョーンズが熱演。さらにはジョナサン・ランデーの妻役にミラ・ジョヴォヴィッチ、ウォーレン・ストロベルの恋人役にはジェシカ・ビールと豪華女優陣も出演している。

画像: キャリア34年目にしてロブ・ライナー監督の初来日が決定

監督を務めたのは、『スタンド・バイ・ミー』をはじめとする数々の名作を世に送りだし、近年では『LBJケネディの意志を継いだ男』でケネディ暗殺後に公民憲法制定に奔走するリンドン・B・ジョンソンの姿を描き出したロブ・ライナー。自身もナイト・リッダー社ワシントン支局長としても出演している。「イラク戦争が起きた当時から、これをテーマに映画化を考えていた」というライナー
監督渾身の一作となっており、監督人生34年目にして初来日が決定した。

また、何度もTVや著書でテーマとして取り上げ、自身もイラク戦争終結後の現状を取材しに現地に足を運んでいるジャーナリストの池上彰氏が本作の字幕監修を担当することも決定した。

記者たち 衝撃と畏怖の真実
2019年3月下旬TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
配給:ツイン
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