ビッグ・アーティストの音楽をしっかりと支えるサポート・ミュージシャン、“サイドマン”にスポットを当てたドキュメンタリー映画『サイドマン:スターを輝かせた男たち』が東京・新宿K’s cinema にて絶賛上映中。このたびファンの熱い要望により、2019年1月12日(土)より一週間限定で、新宿 K’s cinemaにて本作を含むブルース映画三作品の一挙上映が決定した。

上映されるのは『サイドマン:スターを輝かせた男たち』に加え、『約束の地、 メンフィス ~テイク ・ ミー ・ トゥー ・ ザ ・ リバー~』 『I AM THE BLUES アイ ・ アム ・ ザ ・ ブルース』 の2作品。

『約束の地、 メンフィス ~テイク ・ ミー ・ トゥー ・ ザ ・ リバー~』

画像: 『約束の地、 メンフィス ~テイク ・ ミー ・ トゥー ・ ザ ・ リバー~』

『約束の地、 メンフィス ~テイク ・ ミー ・ トゥー ・ ザ ・ リバー~』はメンフィス・ソウル をフューチャーした音楽ドキュメンタリー映画。

数々の“生ける伝説 ”と呼ばれる世界的ミュージシャンたちを輩出してきたテネシー州メンフィス。ブッカー T. ジョーンズやメイヴィス・ステイプルズ 、 惜しくも収録 後にこの世を去ったボビー・ブランドやスキップ・ピッツといった巨匠たちが次世代を担う若者に音楽を継承する貴重なセッションの数々を、かのスタックス・レコードの盛衰に象徴される黒人差別の歴史と絡めつつ綴っていく。

偉大なる先人たちがプレイの秘訣を惜しげもなく伝授してゆくシーンが印象深く、過去から現代へ粛々と受け継がれるこの地の“ソウル ” がスクリーンから溢れ出す。 音楽の本質を垣間見せてくれる感動作だ。

『I AM THE BLUES アイ ・ アム ・ ザ ・ ブルース』

画像: 『I AM THE BLUES アイ ・ アム ・ ザ ・ ブルース』

『I AM THE BLUES アイ ・ アム ・ ザ ・ ブルース』は南部のブルースマンをフューチャーした音楽ドキュメンタリー映画。

舞台はルイジアナ・バイユー、 ミシシッピ ・デルタ、ノース・ミシシッピ・ヒル・カントリー を中心としたアメリカ南部。その地から輩出された大御所ブルース・ミュージシャンたちを追いながら、ブルースの精神、その栄光と衰退、そして未来への希望を描く。

グラミーで最優秀トラディショナル・ブルース・アルバム賞に輝いた巨匠ボビー・ラッシュをはじめ、日本でも馴染み深いバーバラ・リンやヘンリー・グレイ、更にキャロル・フラン、レイジー・レスター、ジミー・“ダック”・ホームズ、 R. L. ボイス、リル・バック・シネガル、 リトル・フレディ・キング、 そして今は亡きバド・スパイアーズ、ティーニー・ホッジズ、L.C. ウルマ― 、 ロバート・“ビルボ ”・ウォーカー等々、大勢のブルース・ミュージシャンが登場。それぞれの言葉でブルースについて語り、歌い奏でる。ステージから地元のパーティー、庭先での即興演奏まで、彼らのセッションの数々は必見だ。

今回の一挙上映は、『サイドマン : スターを輝かせた男たち』鑑賞者の“彼らの生き様はブルースだ” “ブルース映画をもっと観たい” など多くの感想やリクエストに応えたもの。ブルース映画の歴史に名を刻むドキュメンタリー三本が一挙に楽しめる貴重な機会だ。

上映期間:2019年1/12 (土) ~ 1/18 (金)
I AM THE BLUES アイ ・ アム ・ ザ ・ ブルース 連日 10 : 00 ~
約束の地、 メンフィス ~テイク ・ ミー ・ トゥー ・ ザ ・ リバー~  連日 12 : 00 ~
※『サイドマン : スターを輝かせた男たち』 は、 2/1 (金) まで上映中

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