ナチス将校の軍服を拾った脱走兵が“独裁者”に変わりゆく姿を、驚愕の実話を基に描く。ロベルト・シュヴェンケが脚本・監督を手がけ、スイス男優マックス・フーバッヒャーが主演を務めた。

敗戦間近のドイツで、ある脱走兵が独裁者に変貌する

第二次大戦末期、ドイツの降伏直前に一人の脱走兵がナチス将校の軍服を見つけて大尉になりすまし、ヒトラーのごとき怪物的な“独裁者”に変貌を遂げていく。
ドイツ敗戦直前の混乱期に起きた驚愕の実話の映画化で、「ダイバージェント」シリーズのロベルト・シュヴェンケが脚本・監督を手掛けた歴史ドラマ。

主演は「まともな男」のスイス男優マックス・フーバッヒャー。ドイツ軍人役で「僕とカミンスキーの旅」のミラン・ぺシェル、「ヴィクトリア」のフレデリック・ラウらが共演している。

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大尉になりすました脱走兵は行く先々で残虐行為に走る

1945年4月、連合軍とソ連軍の攻勢でドイツは敗色濃厚になっており、兵士の軍規違反が頻発していた。命からがら脱走した国防軍兵士ヴィリー・ヘロルト(フーバッヒャー)は、打ち捨てられた軍用車両からナチス将校の軍服を見つけ、それを着込んで大尉になりすます。

そこへ現われた、部隊からはぐれたという上等兵フライターク(ぺシェル)を運転手に、ヘロルトは後方の動静を調査する任務中だとして途中で出会った兵士たちを部下にしていく。やがて彼らは、軍規違反をした兵士の収容所に到着。警備隊長から即決裁判を要請されたヘロルトは、ゲシュタポから全権を取り付けると収容兵士たちの処刑を開始、その晩は祝宴となる。

翌日、連合軍の爆撃で収容所は破壊されるが、ヘロルトは運よく生き延び、残った部下たちと共にさらに行動を続け……

画像: 大尉になりすました脱走兵は行く先々で残虐行為に走る

ロベルト・シュヴェンケ監督のインタビュー動画はコチラ!

画像: 「ちいさな独裁者」の監督ロベルト・シュヴェンケが、映画化した心境を語る。 www.youtube.com

「ちいさな独裁者」の監督ロベルト・シュヴェンケが、映画化した心境を語る。

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出演/マックス・フーバッヒャー、ミラン・ぺシェル、フレデリック・ラウ
監督/ロベルト・シュヴェンケ
配給/シンカ=アルバトロス・フィルム=STAR CHANNEL MOVIES
©2017 Filmgalerie 451, Alfama Films, Opus Film

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