マーベル映画がすごいのは、個性も活躍する舞台も違う多くのヒーローを、一つの世界に住まわせたこと。すなわちそれがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)。一つの映画は他の映画とつながり、さらなる発展をとげる。現在まで20タイトルに及ぶその壮大なMCUのヒストリーを追ってみた。今回はフェイズ2の作品のまとめ!(文/紀平照幸・デジタル編集/スクリーン編集部)

マーベル映画を見るなら知っておきたいフェーズの区切り

まず各キャラクターの誕生を含む紹介と、アベンジャーズの結成が描かれているのが【フェーズ1】とすると、はじめの区切れ目はそれまでに登場したキャラが顔を揃える「アベンジャーズ」。そこで勃発するNY決戦を機にはじまるのが【フェーズ2】で、異星人との遭遇により揺れる世界と同様に、ヒーロー達も変転の時を迎える。そして2019年現在は、ブラックパンサーやスパイダーマンも参入した「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」から幕を開ける【フェーズ3】の真っ只中!これからやってくるフェーズ4のキーキャラクターとなる(!?)ドクター・ストレンジの誕生についても明らかとなった。2019年4月26日公開予定の「アベンジャーズ/エンドゲーム」で区切りがつくフェーズ3、ここからの展開に要注目だ。

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それではフェーズ2を早速見ていこう!

フェイズ2
NY決戦の後、世界は大きく変わる

異星人との遭遇により揺れる世界と同様に、ヒーローたちも変転の時を迎える。
トニーは新たな武装の開発に没頭し、盤石の体制に見えたシールドがまさかの崩壊。
一方で新ヒーローも誕生し、舞台は地球を離れ宇宙の彼方まで広がっていく。

07:「アイアンマン3」(2013年)
前2作の大ヒットで急遽製作が決定

画像: 07:「アイアンマン3」(2013年) 前2作の大ヒットで急遽製作が決定

監督:シェーン・ブラック
出演:ロバート・ダウニー・ジュニア、グウィネス・パルトロー

当初は製作予定がなかったが、アイアンマンの単独作品がいずれも大ヒットしたために企画された第3弾。したがって他のストーリーとのリンクやゲスト出演はない。チタウリ軍団の地球への大攻勢に危機感を増したトニーは、より有効な対抗手段を作ろうというオブセッションにとりつかれていく。本作ではアイアンマン・アーマーの絶え間ない改良という形で現れるが、やがてそれは後にウルトロンという怪物を生むことになるわけだ。

エピローグでバナー博士が登場しているところから、この時期ふたりは共同でハルカバスターや人工知能の研究をしていたと思われる。中国への配慮が目立ち始めたのもこの頃で、中国公開版のみに一部シーンを追加撮影、原作では中国人の設定だった悪役マンダリンを国籍不明にしてベン・キングズリーに演じさせている。ちなみにマンダリンが率いる組織“テン・リングス”は「アイアンマン」でトニーを襲う相手として登場する予定があった。

“国籍不明”の悪役マンダリンが登場

画像1: 【MCU時系列】マーベル映画の順番まるわかり!フェーズ2

「アイアンマン3」
MovieNEX(4000円+税)発売中(オリジナルアウターケース付き)
デジタル配信中
発売/ウォルト・ディズニー・ジャパン

08:「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」(2013年)
人気アップに伴いロキが魅力的キャラクターに

ロキ様のファンは必見の魅惑作

監督:アラン・テイラー
出演:クリス・ヘムズワース、トム・ヒドルストン

邪悪な種族ダーク・エルフが用い、オーディンにより封印された超エネルギー、オーブをめぐる物語。オーブは自由に形を変え、あらゆる物質をダークマターに変える力がある。これがソーの恋人ジェーン(ナタリー・ポートマン)の体に吸収されてしまう。このオーブこそが後にリアリティ・ストーンであることが判明するわけで、これも「インフィニティ・ウォー」の序章のひとつ。

ソーとジェーンのラブストーリーが物語に華を添える

「マイティ・ソー」の時には単なるひねくれものの弟という役柄だったロキが、徐々にキャラクターに厚みを増していき、シリーズ3度目の登場となる本作では実に魅力的なトリックスターの座についている。義母への愛情や義兄への反発と信頼など、複雑な感情を内包しながらもほとんど表に出さない演技はトムヒの独壇場。物語の最後でエーテルは惑星ノーウェアのコレクター(ベニチオ・デル・トロ)に託されるが、これによって物語は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」に繋がっていく。

画像2: 【MCU時系列】マーベル映画の順番まるわかり!フェーズ2

「マイティ・ソー/ ダーク・ワールド」
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09:「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」(2014年)
平和維持組織シールド、あっけなく崩壊!?

画像: 09:「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」(2014年) 平和維持組織シールド、あっけなく崩壊!?

監督:アンソニー・ルッソ
出演:クリス・エヴァンス、スカーレット・ヨハンソン

「アベンジャーズ」から本格始動したシールドだが、なんと本作であっけなく崩壊してしまう。シールドの切り札のはずの飛行空母ヘリキャリアーも、前作では墜落、本作では敵に奪われるなど見せ場は少ないのだ。敵はヒドラで、戦時中からずっと組織の中に潜んでいたという設定。どうやらMCUでは組織の力を背景にしたヒーローではなく、孤立しながらも強大な敵に立ち向かうヒーローを描きたいのかも。

フューリーは本作でウィンター・ソルジャーに襲撃されたのを機に消息不明に。一方でキャップには飛行メカを装備したファルコン(アンソニー・マッキー)という仲間ができる。ヒドラが計画発動の際に標的にした中にはトニーやNYのスターク・タワーも含まれていて、セリフの中では“ストレンジ”の名前も聞こえる。もちろんこれは後に魔術師になるスティーブン・ストレンジのこと。「アイアンマン2」に出ていたいけ好かない議員がヒドラの一員だったことも判明した。

画像: 空飛ぶヒーロー、ファルコンが初登場

空飛ぶヒーロー、ファルコンが初登場

画像3: 【MCU時系列】マーベル映画の順番まるわかり!フェーズ2

「キャプテン・アメリカ/ ウィンター・ソルジャー」
MovieNEX(4000円+税)発売中(オリジナルアウターケース付き)
デジタル配信中
発売/ウォルト・ディズニー・ジャパン

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