異色スーパーヒーローもの「アンブレラ・アカデミー」には、海外ドラマのファンにはおなじみの俳優たちが出演中。兄弟を狙うエージェント、ヘイゼル役のキャメロン・ブリットンは、新作で正統派スーパーヒーローを演じるかも?!

「アンブレラ・アカデミー」には、海外ドラマファンおなじみのあの俳優たちが!

画像: 「アンブレラ・アカデミー」の超能力兄弟姉妹たち

「アンブレラ・アカデミー」の超能力兄弟姉妹たち

 特殊能力を持つ赤ん坊7人が大富豪の養子として育てられるが、今や30代となった彼らは全員が問題児で世界を救うどころじゃなくーーーと、スーパーヒーローものの変形アレンジぶりも楽しい「アンブレラ・アカデミー」。キャストで有名なのは映画「JUNO/ジュノ」や「X-MEN」シリーズのキティ・プライド役で知られるエレン・ページだけど、それ以外にも、海外ドラマのファンにはおなじみのキャストが続々。

 まず、超能力兄弟の番号No1、巨体怪力のルーサー(画像中央)役のトム・ホッパーは、TV「ゲーム・オブ・スローンズ」シーズン7のディコン・ターリー役で有名。ティリオンが命を助けようとしたのに拒み、命よりも名誉を選んだ父と一緒に処刑されたシーンは強烈な印象。彼はTV「Black Sails/ブラック・セイルズ」のスペイン艦隊のビリー・ボーンズ役でもおなじみ。

また、超能力兄弟のNo.4、死者と交信する能力を持つ薬物中毒のクラウス(画像右端)役は、ロバート・シーアン。今は映画「移動都市/モータル・エンジン」の主人公の恋人役で有名だが、海外ドラマファンには英国TVドラマ「Misfits/ミスフィッツ 俺たちエスパー!」の、なかなか特殊能力が何なのか判明しないネイサン役で知られている。

画像: 「アンブレラ・アカデミー」のエージェント・コンビ。右がヘイゼル

「アンブレラ・アカデミー」のエージェント・コンビ。右がヘイゼル

 そして、兄弟たちを追う組織のエージェント・コンビの一人、ヘイゼル(上画像右)役のキャメロン・ブリットンは、デヴィッド・フィンチャー製作のTV「マインドハンター」で、実在の70年代の連続殺人鬼エド・ケンパーを演じたあの俳優。実在のケンパーは、身長206cm、知能指数140以上、15歳で祖父母を殺害し、20代で女性ヒッチハイカー10人を殺害した人物。ブリットンは、この人物の服役中の静かな姿を圧倒的な存在感で演じて、エミー賞ゲスト男優賞にノミネート。それが「アンブレラ・アカデミー」では一転、難点のある人物ばかりのドラマの中で、ほとんど唯一(?)好感の持てるキャラを演じている。その激変ぶりは一見の価値あり。

 そんな彼に浮上した噂は、なんと、マーベルのスーパーヒーロー映画「エターナルズ(原題:The Eternals)」への出演。情報サイトThat Hashtag Show.comの記事によれば、この映画の監督である中国系女性監督クロエ・ジャオが、出演者候補としてブリットンに興味を持っている。ただし主演ではなく、助演的な役だとか。また彼女は「COLD WAR あの歌、2つの心」のポーランド俳優トマシュ・コットにも興味を持っているとのこと。

 ちなみに「エターナルズ」は、ジャック・カービーが76年に生み出したコミック。100万年前の地球で、宇宙の原始的存在"セレスティアルズ"が人類を進化させる実験をした際、"エターナルズ"と"デヴィアンツ"という超人的種族が誕生。"エターナルズ"はセレスティアルズから人類を守るよう命じられるが、"ディヴィアンツ"は人類への脅威となるーーというのが基本設定。しかし、映画がどんな内容になるのかは未発表。この映画は一時、2020年の全米公開、2019年の撮影開始が予定されていたので、そろそろ、新たなニュースがありそうだ。

*Netflixオリジナルシリーズ「アンブレラ・アカデミー」「マインドハンター」はどちらもNetflixで配信中

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