ついに新元号も発表され、平成もあと1ヶ月をきりました。スクリーン本誌2019年5月号の巻頭特集は「平成映画に愛をこめて」と題し、ベストムービーランキングやイケメン列伝、女優ファッションなどあらゆる角度から平成の映画界を振り返っています。今回はその特集からフジテレビ笠井アナによるコラムをピックアップ。あなたにとっての最強女優は誰ですか?

笠井信輔
フジテレビアナウンサー/『とくダネ』『男おばさん!!』(CS)などに出演中。自称“日本一試写室に行く局アナ”。

強い女性に愛とリスペクトを!

“平成時代”の最強ヒロイン? ならば、2大女王「エイリアン」のリプリー役、シガーニー・ウィーヴァーと「ターミネーター」のサラ・コナー役、リンダ・ハミルトンは失格? と頭を抱えた。が、実は二人とも昭和時代の第1作は“逃げる弱い女”だった。それが共に2作目からいきなり強い女に大変身! 平成時代の「エイリアン3」でシガーニーは坊主頭で闘い(コワ!)、「T2」も平成3年公開。タンクトップは“強い女”の代名詞になり、「トゥームレイダー」のアンジェリーナ・ジョリー、アリシア・ヴィキャンデルへ。

「トゥームレイダー」のアンジェリーナ・ジョリー

その同じ系譜にいるのが「バイオハザード」のミラ・ジョヴォヴィッチだ。ゾンビ相手にとにかく強い! 来日時に会ったが実にチャーミング。これがあのアリス? とね。彼女たちのアクションは見事だが、蹴りとパンチに関しては“ハリウッド流編集の妙”で強さが倍化している。それでもその美しさで奮闘する姿が心を掴むのだ。編集だけでなくVFXの力も自らの魅力にしたのが、「アベンジャーズ」のブラック・ウイドウ役、スカーレット・ヨハンソンと「ワンダーウーマン」のガル・ガドットだろう。

画像: 「ワンダーウーマン」のガル・ガドット

「ワンダーウーマン」のガル・ガドット

特にガルのセクシーな魅力と頑張りは世界中を虜にした。こうしたコミックスから飛び出したヒロインで、まさに時代が変わったと感じさせたのが「キック・アス」のヒット・ガール、クロエ・グレース・モレッツだ。かわいらしい少女がスーツを着たとたんに大量殺戮ヒロインに。これは痛快を通り越し見ていられなかったなぁ。

一方で、“生身のアクション”で魅せた女優に思いを巡らそう。千葉真一が剣術を指導した「キル・ビル」のウーマ・サーマンの刀さばきは良かった。もっと強く美しいのは、ミシェール・ヨーだ。香港仕込みのカンフーは本物で、ボンドガールにまで上り詰めた美貌と美しい下肢から放たれる連続回し蹴りはもはや芸術と言っていい。

さあ、そろそろ結論だ。美しさと強さを兼ね備えた平成時代の最強ヒロインは…シャーリーズ・セロン! 来日時に二人で番組をやったのだが、そのセクシーな魅力に完全にヤラレタ(笑)。

画像: 「アトミック・ブロンド」のシャーリーズ・セロン

「アトミック・ブロンド」のシャーリーズ・セロン

彼女のアクション初挑戦は「イーオン・フラックス」でVFXと編集の力を借りた。「マッドマックス 怒りのデス・ロード」では坊主頭で本気を見せたが、決定打はそのあとの「アトミック・ブロンド」。4分を超えるワンカットの階段アクションを見ればわかる。演技も上手いこのアカデミー女優が、平成時代の最強ヒロインだよ。

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