ついに終わりを迎えた「アベンジャーズ」シリーズ。最終章「エンドゲーム」の出演を終えた主要メンバーたちに直撃インタビュー。この最新作や現在の心境など、彼らの言葉をお届け。今回は、ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウを演じたスカーレット・ヨハンソン!

10年間私は燃え盛っていたから、これで終わりかと思うと感傷的になるわね

最初のうちはビッグバジェット作品に出たことがなかったので無我夢中で演じたわ

「アベンジャーズ:エンドゲーム」の会見に現れたスカーレット・ヨハンソンは超ショートのために可愛いお腹が覗いている白のブラウスにピンクのパンツ、ウェーブのかかったブロンドの髪をスタイリッシュにアップにして、とびきりガーリーなファッション。歳、一児の母とはとても思えない可憐な印象を与えていた。

『この映画でおしまいかと思うとやっぱり感傷的になってしまうわね。この年間、私は燃え盛っていたもの。最初の「アイアンマン2」で有能なセクレタリーみたいな役で顔を出し、秘密の才能を持っているのをひた隠して、最後にスーパーパワーを発揮して、このシリーズをスタートし、その次は「アベンジャーズ」に出ることになって、ボーイズの仲間入りをして、これはこれですごくハードだったけれど楽しかった。

強くて逞しい女性の存在をばっちりと見せたつもりよ。私自身が持つ個性とか性格をキャラクターの中に投影させてね。

以後2年毎にブラック・ウィドウの役が回ってきてそのたびにアクションが激しくなってトレーニングが大変だった。最近は怪我をするのが怖くなって、これは母親としての自覚なのかも。筋肉痛も治るのに時間がかかるようになったのは歳のせいでしょうね。

でもタフなトレーニングを経て撮影で満足できる動きを果たしたときは難しい演技の役をこなしたとき以上の達成感を味わえるから、このシリーズに参加してとっても良かった。最初は巨大予算のイベント映画に出たことがなかったから、付いて行くのに無我夢中だったのが最近は余裕が出てきて流動的な動きの連続が出来るようになったのよ』

「エンドゲーム」はこれまでと違ってそれぞれのキャラクターをより深く描いていた

「エンドゲーム」は3時間ちょっとの長編だけれど今までのプロット重視の内容と違って、キャラクターを深く描いて、それぞれのヒーローが特徴を見せて活躍するからすごく人間的な関係が展開していくのね。それがすごく面白いし、ベテランたちとの交歓ができて、最後の映画としてダイナミックに終わる、というベストの内容だと信じているわ。

スターが勢ぞろいしたキャストだけれど誰もが地に足をつけた謙虚な心構えの人ばかり、全員が最後だというのでお互いにエモーショナルになってユニークな結びつきが生まれたし。

兄弟の監督というのはすごくやりやすいと発見したわ。ジョーはもともと俳優だったから私と同じ意味合いの言葉を使って説明してくれる。アンソニーは聡明な人で表現がすごく知的。どちらかが私の意見を使ってくれるという理想的な状況だった。

昔は自分でアクセサリーなんて作っていたけれど今は時間がなくて、娘(ローズ、4歳)と大雑把な工作を作るぐらい。忍耐力が欠如して細かいことがもうできないのよ。でも子供との時間はなるべく長くとって、娘の上手な点を強調したりして、お互いの好きなものを共有したり、愛情豊かな人格をゆっくりと育みたいと思っているわ』

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