ついに終わりを迎えた「アベンジャーズ」シリーズ。最終章「エンドゲーム」の出演を終えた主要メンバーたちに直撃インタビュー。この最新作や現在の心境など、彼らの言葉をお届け。今回は、クリント・バートン/ホークアイを演じたジェレミー・レナー!

アベンジャーズの魅力はそれぞれのヒーローが人々を助けて美しい心を見せるところ

両腕を骨折して完治しないまま「エンドゲーム」の撮影現場入りを

「タッグ」(18)というアクションコメデイー映画の撮影二日目に重ねた椅子から落ちて両腕を骨折し、完治しないままに「アベンジャーズ」の撮影に入ったという勇敢で、痛みに耐えるタフガイのジェレミー・レナーは茶色の上着に同色のズボンという渋いコーディネートで現れた。ホテルの周りにはすでに熱狂的ファンが集ってキャーキャーと騒がれたと笑いながら、テーブルに付いたのである。

『腕はまだ完治していないのだがほとんどの動きは大丈夫。みんなが心配してくれたけれど僕はハンディキャップを乗り越えてハードワークするという態度を貫いた。痛み止めを飲むとかえって怪我がひどくなったり治りが遅くなるから、痛みを頭から振り払うように努力して、そうしていると集中力が強くなって難しいアクションも何とかこなせるようになるんだよ。

精神力って凄いよね。「アベンジャーズ」の魅力はそれぞれ異なったルックス、体形、パワーのヒーローたちが無力な人々を救助して、美しいハートを持っているところを見せていく。内面の強さを示す場面も増えてより人間的なドラマを展開することで今回の映画ができたと思うね』

ホークアイのフィギュアを娘にプレゼントしたら全然喜んでくれなかった(笑)

『僕が演じるホークアイに出会ったらどうするかって?「テキーラでもどう?」って聞いて一緒にタコスでも食べるだろうな。そういう気楽な間柄だと思いたいね。僕のコスチュームは最もシンプルでトイレにも簡単に行けるからみんなの羨望の的だった。

ヘアースタイルは僕が考案したんだ。最初の頃はブロンドのロングヘアーだったけれど、僕はホークアイにふさわしい髪型のアイデアを出して監督のルッソ兄弟たちはそれはグッドアイデアだとすぐに了承してくれた。フィギュア人形もすごく大きな髪型でちょっとアンバランスだが、娘にプレゼントしたら全然喜んでくれなかったね。

「ウインド・リバー」(17)のような大人のドラマを描いた映画に出演するのと「アベンジャーズ」のような映画に出るのとは満足感が違うね。「ウインド...」には心がこもっていて見ている人の共感なり、胸の痛みが伝わってくるだろう。こういう低予算の映画を作る作業がまた僕の感性を大いに刺激する。ブロックバスター映画は自分で演じているシーンがよく掴めず、完成作を見てから、ああいうストーリーでああいう場面に僕は出ていたんだ!とびっくりしたりする。

初めて「アベンジャーズ」を見たときは変な映画だけれど面白い!っていう印象を持ったね。「ボーン・レガシー」(2012)でもアクションが豊富に出てくるが、誰もが素顔で出ているしリアルな場面ばかりだからスタントは殆ど使えない。そのために僕はカメラの位置、ジャンプの高さ、そういう状況を計算して安全に、シャープな動きを見せるように動く練習を積んだわけ。それが今すごく役に立っているね。

演技力だけで勝負する俳優もいるし、アクションが十八番の俳優もいるが、結局はエンターテインメント界で働いているわけで、プロのバスケットボール選手やケイジファイトのプレイヤーと同じ状況で働いているのだと思っている』

ジェレミー・レナーについてはこちらにも!

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