『オペレーション・クロマイト』のイ・ボムス最新作『出国 造られた工作員』が2019年7月26日(金)より公開決定。このたび本作の予告編とポスタービジュアルが解禁された。

北朝鮮で男を待っていたのは工作員としての苛酷な訓練だった

画像: 『出国 造られた工作員』予告編 youtu.be

『出国 造られた工作員』予告編

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本作は、衝撃の実話を元に描いた、スパイ・サスペンス大作。主人公は、過去の行動によって韓国に戻ることが出来ず、亡命先の西ドイツでも評価されない日々を嘆いていた経済学者のオ・ヨンミン(イ・ボムス)。

彼はある人物から北朝鮮で大学教授として働かないかと勧誘を受ける。そして、自分の経済論が日の目を見れば今よりも良い暮らしができるかもと、妻ウンスク(パク・チュミ)の反対を押し切り北朝鮮へ向かう。

しかしそこで待っていたのは、大学教授としての日々ではなく工作員としての苛酷な訓練だった。そしてついに工作員としての指令を受け、家族と共に再び西ドイツへ向かう事になる。空港で見張りを振り切り逃亡を試みるが、北朝鮮の工作員に妻と娘を人質に取られてしまう。

家族を助けるために必死に奔走するが、各国の情報局は彼を泳がせ北朝鮮のスパイを捕まえるために利用する。誰も信じられない状況で、彼は家族を再び取り戻せるのか― 

主演は、『オペレーション・クロマイト』、『ビューティー・インサイド』のイ・ボムス。最近では、映画のプロデューサーとしても活動しており、交遊もある歌手のRain(ピ)を主演に迎えた『自転車王オム・ボクトン(原題)』の公開も控えている。

また『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』、『二十歳(ハタチ)』に出演しているパク・ヒョックォンが主人公を追い詰める北朝鮮の工作員を、主人公をスパイとして動かす北朝鮮側の権力者を『飛べない鳥と優しいキツネ』出演のイ・ジョンヒョクが演じる。弟のような存在ながら、実は主人公を監視するという難しい役どころを演じたヨン・ウジンほか、実力派の俳優が集結している。

このたび公開された予告編は、イ・ボムス演じるオ・ヨンミンが北朝鮮のスパイであることを自ら空港の職員に密告するシーンから始まる。

妻や末娘と引き離されてしまった彼の使命は、家族を取り戻すこと―。しかし、陰謀渦巻くスパイの世界では誰一人信じることができず、孤独な闘いを強いられる。果たして彼は家族を取り戻すことができるのだろうか?

同時公開となったポスターでは、ヨンミンを中心にスパイ合戦を繰り広げる俳優達が配置されている。くすんだ色味の世界は、男達の出口のない騙し合いを暗示しているかのようだ。

出国 造られた工作員
2019年7月26日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋他にてロードショー
配給:ファインフィルムズ
©D.seeD

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