伝説のサーフ文学を映画化した『ブレス あの波の向こうへ』が2019年7月27日(土)より全国順次公開。このたび、本作の主演・監督を務めるサイモン・ベイカーが華麗なライディングを披露する本編映像が解禁となった。
画像: サイモン・ベイカーのサーフィン映像/映画『ブレス あの波の向こうへ』 youtu.be

サイモン・ベイカーのサーフィン映像/映画『ブレス あの波の向こうへ』

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少年期よりサーフィンに明け暮れ、実は州の大会で優勝経験もあるほどの腕前

本作は、オーストラリアで最も栄誉あるマイルズ・フランクリン文学賞を受賞したサーフ文学「ブレス」を、TVドラマ「メンタリスト」(2008-15)などで知られ、“最もセクシーなTVドラマ俳優”の異名を持つ人気俳優サイモン・ベイカーが初監督、製作、脚本、主演を務め、映画化した渾身の一作。

何事にも流されてきた内向的な少年が偶然始めたサーフィンにのめり込む内に自分がどんな人間なのか気づいていく様を描いていく。『スタンド・バイ・ミー』(1986)や『6才のボクが、大人になるまで』(2014)などに代表されるティーンエイジャーの成長物語として、カミング・オブ・エイジ・ムービーの傑作とニューヨークタイムズ紙でも絶賛された。

このたびサイモン・ベイカー演じるサンドーが少年パイクレットに波乗りの手本を見せるサーフィンシーン本編映像が解禁された。映像は、「俺のを見て、次の波に乗れ」とサンドーがパイクレットに告げる場面から始まり、スイスイとパドリングをして大きな波に向かっていく余裕のサンドーと、それを不安と緊張が入り混じった複雑な表情で見つめるパイクレットの姿を捉えている。

その後、「チューブ・ライディング」と呼ばれる、波のトンネルをくぐり抜ける技をスタントなしで披露するベイカー。その華麗なライディングはプロサーファー並みで、元プロサーファーであるサンドーという役柄にもリアリティを与えている。

今まで、TVドラマ「メンタリスト」や『プラダを着た悪魔』(2006)など、スーツの似合う都会的なイメージの役柄も多く演じてきたベイカーだが、実際は自然豊かなオーストラリアの離島タスマニアに生まれ、10代のころに本土ニューサウスウェールズ州に転居。住まいがあったバイロン・ベイから15分の距離に有名なサーフスポットがあったことから少年期よりサーフィンに明け暮れ、実は州の大会で優勝経験もあるほどの腕前。また、サーフィン界の歴史をひも解くドキュメンタリー『ゴーイング・バーティカル』(2011)でナレーターとして参加するなど、ベイカーのサーフィン愛が本物であることはファンやサーファーの間では周知の事実だ。

『マイティ・ソー』シリーズのクリス・ヘムズワースや『グレイテスト・ショーマン』(2017)のヒュー・ジャックマン、『ダークナイト』(2008)の故ヒース・レジャーなど、オーストラリア出身の俳優は胸板が厚く、どこか共通した男らしい印象があるが、ベイカーも同様に49歳とは思えない鍛えられた肉体がウェットスーツ姿からも見てとれる点も本作の必見ポイントとなっている。

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ブレス あの波の向こうへ
2019年7/27(土)新宿シネマカリテほか全国順次公開
配給:アンプラグド
© 2017 Screen Australia, Screenwest and Breath Productions Pty Ltd

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