伝説的ミュージシャン”エルトン・ジョン”の半生を映画化した『ロケットマン』(東和ピクチャーズ配給、2019年8月23日公開)で、タロン・エガートン、デクスター・フレッチャー監督が来日。8月15日のジャパン・プレミアに登壇した。

1万個のクリスタルでド派手に輝く日比谷のブルーカーペットに降臨

本作の日本公開を記念して、『キングスマン』シリーズのエグジー役で一躍その名を世界に轟かし、世界的ミュージシャン”エルトン・ジョン”を演じ切ったタロン・エガートン(※今回が初来日)と、ノンクレジットながら昨年の大ヒット作『ボヘミアン・ラプソディ』の最終監督を務めたデクスター・フレッチャー(※『ワイルド・ビル』(12)、『サンシャイン/歌声が響く街』(14)に引き続き、約5年ぶり)が来日!
またオフィシャルTwitter Liveナビゲーターとして、「ロケットマン」名義で音楽活動を行ってきたふかわりょうと、ブルーカーペットスペシャルゲストとして、「エルトンじゃねぇよ」のワードでお馴染みのハリセンボンの近藤春菜と箕輪はるかもゲストで登場。

画像1: 1万個のクリスタルでド派手に輝く日比谷のブルーカーペットに降臨

プレミア会場のレッドカーペットには、エルトンを意識したカラフルなサングラスや、伝説のドジャースタジアムライブでのユニフォーム風衣装のコスプレをした強者をはじめとする約300名の観客と大勢のマスコミ陣が、日比谷のミッドタウンに大集結! 会場は、本作のメインビジュアルにもなっているドジャースタジアムのライブステージをイメージした真っ青なブルーカーペットが一面に敷き詰められたほか、映画本編に100万個のスワロフスキー・クリスタルが使われ、会場には、そのスワロフスキー・クリスタルで装飾したフォトパネルが設置されるなど、日比谷ミッドタウンが”ロケットマン”一色に!

エルトンを演じたタロン・エガートン、監督のデクスター・フレッチャーが登場すると、会場のボルテージはMAXに!観客たちからは悲鳴にも似た歓声と拍手が巻き起こった。大勢のマスコミ陣のフォトコールに笑顔で応えたふたりは、「タロンー!」「デクスター!」と歓声の止まらない観客の元へ駆け寄り、じっくりファンサービス!サインや握手、記念撮影のほか、遠くにいる観客には大きく手を振り、時にはトークで盛り上がったりとファン垂涎モノの大サービスで観客を魅了した。

画像2: 1万個のクリスタルでド派手に輝く日比谷のブルーカーペットに降臨

続けて行われた舞台挨拶に登壇したタロンと監督たち。プレミアイベントに負けず劣らず大勢の観客が集まり、会場はあっという間に満席!いよいよ、ステージに姿を現すと、客席からは黄色い歓声が巻き起こった。

登場するなり、「アリガトウゴザイマス!」と元気に日本語でご挨拶した監督。「日本は4回目。毎回たらふくおいしいものを食べて、ショッピング三昧で、さらには日本のみなさんはとてもあたたかくて、いつも最高に楽しんでいます。今回は特に素晴らしい俳優のタロンを主演に迎えた『ロケットマン』という作品とともに日本を訪ねることが出来て、興奮のあまり身体が爆発しそうです!」と大歓喜。
初来日となったタロンは「これだけ素晴らしい歓迎を受けて本当に嬉しいです。東京は本当にずっと来たいと願っていた場所でした。今回の来日で出会えた日本のファンのあたたかさに心から感動しています。この映画は、日本の皆さんにも気に入ってもらえるという自信があります!是非楽しんでほしいです!」と、来日が実現した喜びと共に、映画への自信を明かした。

昨年の大ヒット作品である『ボヘミアン・ラプソディ』の最終監督を務めたことでも有名なフレッチャー監督。MCにこれまで手掛けてきた作品とは違う本作のスペシャルな魅力について問われると、「この作品の魅力は、純粋なミュージカル作品であることと、キャスト全員が全曲アフレコなしで歌っていること! タロンは演技力が素晴らしいだけでなく、歌唱力も並外れています。一曲一曲を生で吹き替えているし、撮影現場では、演じている気持ちの勢いのまま歌い上げていて、ストレートに感情が乗った歌声となっているので、皆さんも心が揺さぶられるはずです。」とタロンの熱演によってより魅力たっぷりに仕上がった本作について熱弁した。

また、『キングスマン:ゴールデン・サークル』での共演や、『SING/シング』ではエルトンの楽曲を歌ったりと、これまでの作品で何度も運命的にエルトンと引き合わされてきたタロン。本作で遂にエルトン本人役を演じたことについて「世界中で有名で、さらには今も存命中の方、さらには本人が製作にかかわっている作品で本人を演じることはなかなかありませんよね。エルトンとは、この映画の製作を通して、深い絆や友情が生まれ、かけがえのない友達関係になれました。僕にとっては特別で、魔法のような経験だと思っています。」と振り返った。

画像3: 1万個のクリスタルでド派手に輝く日比谷のブルーカーペットに降臨

最後に本作の鑑賞を楽しみにしている日本のファンへのメッセージを求められ、監督が「エルトンの名曲を通して描かれる本作の物語は、一人一人の心に響くものとなっていると確信しています。暗い面を描きながらもそこには希望があること、どんな状況にあっても人生捨てたもんじゃないということを描く、人生賛歌となっています。映画を観た後、皆さんが最高の笑顔とご機嫌な気分で帰ってくれればこれほど誇らしいものはありません。」と語り、タロンは「黒澤明監督の言葉を引用したテキストを見かけたのですが、”多くの映画監督が思考で映画を作るけど、映画は心で作るものだ。”というもので、とても感銘を受けました。この映画は、エルトンの人生にあった悲しい出来事や、彼の素晴らしい音楽を称える作品でありながらも、とても人間臭い部分が描かれる作品でもあるので、世界中が共感したんだと思う。エルトンは伝説的ミュージシャンだけど悩みや問題を抱えているところは僕らと変わらない。エルトンが有名だからなんてことは関係なく、エルトンの人間らしい生き方に感動できる作品に仕上がっているよ」とコメントを寄せた。

イベントも終盤に近付いてきたところで、初来日を果たしたタロンと、フレッチャー監督へ、日本の観客からサプライズプレゼントとして、劇中でも歌われる“Saturday Night’s Alright for Fighting(土曜の夜は僕の生きがい)”を、ファン一致団結で熱唱することに!
おもむろにピンクと青のペンライトを取って歌いだした観客たちに最初は驚いた様子のタロンと監督でしたが、すぐさま笑顔をみせ、大喜び!タロンは「ありがとう!本当に素敵だよ!名演だね!『ロケットマン2』(があれば)に是非出演してもらいたい!」と嬉しさをにじませ、スマートホンで一部始終をカメラに収めていた監督は「早速インスタグラムにあげちゃったよ!本当にありがとう!」と興奮した様子をみせた。

タロンは舞台挨拶中もひまがあれば観客に手を振り、日本が大好きというフレッチャー監督も喜びのあまりになんどもタロンにハグをしたりと、来日した嬉しさや、仲の良さを常ににじませていたふたり。観客たちもあいにくの台風を感じさせないほど盛り上がり、まさに”ロケットマン旋風”を巻き起こす大盛況のイベントとなった。

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