樹木希林に長期密着取材し、大反響を呼んだドキュメンタリー番組に未公開映像を加えて再編集した映画『“樹木希林”を生きる』が2019年10月4日(金)より公開。このたびポスタービジュアルと予告編が完成した。

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画像1: 唯一無二の女優・樹木希林のドキュメンタリー映画が公開決定
画像2: 唯一無二の女優・樹木希林のドキュメンタリー映画が公開決定
画像3: 唯一無二の女優・樹木希林のドキュメンタリー映画が公開決定

『未熟なままで終わるのも、また良し』

役者として生きた57年。ドラマや歌番組、CMでお茶の間をにぎわせ、そして映画に欠かせない存在となった“樹木希林”。本作は、初めて許された長期の密着取材から、様々な“樹木希林”の姿に迫っていくドキュメンタリー。

死期を覚悟したからなのだろうか、「4本の映画に密着すれば何とかなるわよ」と樹木希林への1年間の長期取材が許されるところから本作は始まった。ルールは一人で取材すること。

彼女はディレクターを家まで自家用車で迎えに行き、撮影現場までの間、自ら運転し語り続ける。現場ではスタッフでも、監督でも言いたいことはちゃんと伝え、一つ一つの映画と、役柄と向き合っていく。そして、取材も半年が経過し、少しずつ身体に不調がみえてきた頃、彼女は「あなたはこれをどうしようと思っているのよ?」とディレクターに問いかける……。

今回解禁された予告編は、本作のギャラを交渉する彼女のユーモアたっぷりの姿を捉えるところから始まる。『なぜ彼女に魅了されるのか?』というナレーションと共に映し出される、彼女の最後の日々。『いいねえ、このシワ。みんな伸ばそうとするけどさあ、せっかくできたシワだから、もったいないんじゃない』という彼女ならではのコメントが語られていく。そして映像は『未熟なままで終わるのも、また良し』という彼女の言葉で締めくくられる。

家族との複雑な関係。歯に衣着せぬ物言いと、周りの人々にみせる細やかな気遣い、あふれでるユーモア。彼女は多忙な中でも日々の暮らしを大切にし、人生なりゆきと語りながらも、独自のスタイルを持っていた。 本作が捉えた彼女の生き様と、今も心に響く彼女の言葉には、私たちが生きるヒントが詰まっている。

樹木希林の遺作にして世界デビュー作が2019年8月16日より公開中!

“樹木希林”を生きる
2019年10月4日(金)より、シネスイッチ銀座ほかにて公開
配給:日活
©NHK

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