注目の北欧ミステリー映画『ボーダー 二つの世界』が2019年10月11日(金)より全国公開。本作の公開を記念して、同じ原作者による伝説的名作『ぼくのエリ 200歳の少女』が10/4(金)から1週間限定上映されることが決定した。

『ボーダー』公開前の予習としても絶好の機会

『ボーダー 二つの世界』はイラン系デンマーク人の新鋭アリ・アッバシ監督と、“スウェーデンのスティーヴン・キング”と称され『ぼくのエリ 200歳の少女』の原作者としても知られるヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストが自身の原作をもとに監督と共同で脚本を手掛けた作品。

ジャンル映画の枠を超えて高い評価を受け、カンヌの第二コンペティションである“ある視点部門”に出品されると、ベニチオ・デル・トロら審査員を驚愕させ見事グランプリを受賞。さらに第54回スウェーデン・アカデミー賞では作品賞など最多6部門を受賞。本年度アカデミー賞®スウェーデン代表作品にも選出され、メイクアップ&ヘアスタイリング賞でオスカーノミネートを果たした。

また、『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロ監督も「強い詩。社会に見捨てられた者が人生において愛と怒りの間で選択を迫られる、大人のためのおとぎ話」と絶賛し、米映画評論サイトRotten Tomatoesでは満足度驚異の97%(8月27日時点)を記録するなど、各国から称賛を持って受け止められている。

このたび本作公開記念として名作『ぼくのエリ 200歳の少女』が限定上映されることが決定した。同級生達にいじめられ孤独を抱える少年オスカーにおとずれる初恋を描く同作は、2008年トライベッカ国際映画祭グランプリなど世界各国で60もの賞を獲得、Rotten Tomatoesでも満足度98%を誇り、日本にも多くの熱狂的なファンを持つ名作中の名作。

物語はいじめられっこの少年オスカーが、初めての恋に落ちるところから始まる。相手のエリは、いつも夜にしか姿を現さない、知れば知るほど謎が深まる少女だった。時同じくして惨たらしい殺人事件が続発。そんななか、オスカーはエリが抱える重大な秘密を知ってしまう。それは、エリはとっくの昔から12歳で、200年も生きながらえてきたヴァンパイアだったという衝撃の事実だった--

リンドクヴィストによる物語で初めて触れたのが彼自身が小説からの脚色を手掛けたこの映画だったという『ボーダー 二つの世界』の監督アリ・アッバシは、「『ぼくのエリ 200歳の少女』は、映画が何か新しいものを発明したと言える作品だ」と手放しで絶賛しており、『ボーダー』に至るスウェーデン映画製作の誘いに対して、アッバシ監督はリンドクヴィスト原作の映画化以外の企画はやりたくないと答えたほどだったという。マスコミ試写で『ボーダー』を観たライター達からは『ぼくのエリ』との類似点を挙げる声も多く、『ボーダー』公開前の予習としても絶好の機会となる。

『ボーダー 二つの世界』公開記念『ぼくのエリ 200歳の少女』限定上映
期間:2019年10月4日(金)~10日(木) 連日レイトショー(時間調整中)※ブルーレイ上映
場所:ヒューマントラストシネマ渋谷
料金:1000円均一
配給:ショウゲート
© EFTI_Hoyte van Hoytema  ©EFTI MMVIII

This article is a sponsored article by
''.