オーストラリア発のプロ・サイクリング・ロードレースチーム「グリーンエッジ」の発足から5年に渡り、彼らのレースツアーに密着したドキュメンタリー映画『栄光のマイヨジョーヌ』が2020年2月28日(金)より全国順次公開されることが決定した。
画像1: “チーム作りの秘訣”満載のスポーツドキュメンタリー映画が公開決定
画像2: “チーム作りの秘訣”満載のスポーツドキュメンタリー映画が公開決定

「本当に強いチーム」とは何かを描き出していく

『栄光のマイヨジョーヌ』はオーストラリア発のプロ・サイクリング・ロードレースチーム「グリーンエッジ」の物語。アスリートならではの反骨精神で逆境を跳ね返し勝利をつかむ決意で団結したチームが、国際レースに挑んだ5年間のツアーの様子をチーム内部からつぶさに撮影し、勢いに乗る選手や困難にぶつかる選手の姿を通してチームの信念が浮き彫りとなったスポーツ・ノンフィクション。

この新生チームは、メンバーそれぞれがその深い人間愛から競技にアプローチし、ちぐはぐのチーム編成にもかかわらず、まさかのチャンピオンが誕生する。選手ひとりひとりが自らの目標を達成してく過程で芽生える信頼を糧に「本当に強いチーム」とは、を描き出していく。現代を生きる企業戦士たちにも十分に参考になるチーム作りの秘訣が満載のドキュメンタリー映画となっている。

フランス、スペイン、イタリア、ベルギー、コロンビア、南アフリカ、アメリカ、オーストラリアで撮影したツールムービーの決定版。栄光のマイヨジョーヌの真の意味が、迫力あるスクリーンで描かれていく。2020年、新しい時代の幕開けにふさわしい挑戦のノンフィクション、リアルドキュメントの誕生だ。

ダン・ジョーンズ監督からのメッセージ

これまで12年以上の多くの時間、⾃転⾞競技に関わってきましたが、レースの現場に⾏って、なぜ世界中の⼈々がこの競技に熱狂するのを理解するのは難しいことではありませんでした。ロードレースはアクション、ドラマ、歴史、戦略、全てが揃っている、まさに旅するサーカスです。私は夢中になり、もっと知りたくなったのです。外からは⾒えないチームの内部がどうなっているのか?チームの団結⼒はどのように育まれるのか?アスリートそれぞれのストーリーは?レースの裏側でチームはどんな働きをしているのか?サングラスアイウエアとヘルメットを外したライダーの姿は?

2010年、オーストラリア⼈ビジネスマンで起業家のゲリー・ライアンは⾃分のチームを作ろうと思い⽴ち、オーストラリア初のワールド世界ツアー出場レベルのサイクルサイクリング・ロードレースチームが誕⽣しました。

チーム編成は既存のアプローチとは違っていて、何よりも競技者を結果だけで選出しませんでした。それぞれの個性や、どのようにチームに溶け込めるかに重点を置いたのです。厳しい練習が基本とはいえ、競技から離れて楽しむことも重要だというアプローチ。それは伝統のある⾃転⾞競技の世界では⽩い⽬で⾒られてしまうリスクでもあります。しかしグリーンエッジの何がユニークかといえば、楽しむことも⼤切なレーサーの仕事なのです。

チームはグランドツアー中に、ミュージックビデオの⼝パクや料理動画、ライダーの故郷や競技から離れた普段の⽣活を紹介する動画「マイ・ピース・オブ・ザ・ワールド」を配信し、気がつくとユーチューブで⼈気1位のサイクリングチャンネルになっていました。ゲリーの⽴案したエンターテインメント計画が功を奏したのです。

私はそんなチームを⾒続けました。いい時も悪い時も、競技中も競技を離れても。まさにジェットコースターのように急上昇や急降下、そして笑いに満ちあふれた5年間のツアーを多くの⼈々に観てもらうことがこの映画の⽬的です。この映画は単なる⾃転⾞競技についての映画ではなく、ヒューマン・ストーリーなのです。登場⼈物たちと感情を分かち合い、夢を実現するための決意と犠牲を知
ってもらいたいと思います。

「マイヨジョーヌ」とは…

自転車ロードレースのツール・ド・フランスにおいて個人総合成績1位の選手が着用する「黄色いリーダージャージ」のこと。フランス語で「maillot(マイヨ)」はジャージ、「jaune(ジョーヌ)」は黄色の意味。

栄光のマイヨジョーヌ
2020年2⽉28⽇(⾦)より新宿ピカデリー/なんばパークス(⼤阪)ほか全国順次公開
配給:ピクチャーズデプト
© 2017 Madman Production Company Pty Ltd

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