毎月恒例! 2020年1月に絶対観たい注目の海外ドラマをご紹介します。Amazon Prime VideoかNetflixなどの動画配信サービスにご加入なさっている方は要チェックです!(文・池田 敏/デジタル編集・スクリーン編集部)

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アカデミー賞本命!? スコセッシ監督と 名優たち が描くアメリカ裏面史

画像: アカデミー賞本命!? スコセッシ監督と 名優たち が描くアメリカ裏面史

「ウルフ・オブ・ウォールストリート」などの巨匠マーティン・スコセッシ監督の最新作で、ロバート・デニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシらが豪華共演。2019年度の映画賞レースで大きく注目を集めそうなNetflixオリジナルの大作。

画像: 米国史最大の未解決事件を独自の解釈で描く

米国史最大の未解決事件を独自の解釈で描く

1950年代のアメリカ。帰還兵であるトラック運転手フランク(デニーロ)は全米トラック運転組合“チームスター”の大物ホッファ(パチーノ)と親しくなり、“チームスター”に近いマフィアたちとも関係を持ち、彼らの殺し屋にもなる。やがてホッファとマフィアたちの間に亀裂が生じ、両者に挟まれたフランクは苦悩し続ける事態に。

画像: 名匠スコセッシ監督の演出にも注目

名匠スコセッシ監督の演出にも注目

デニーロ、パチーノ、ペシ以外も、アナ・パキン、ハーヴィー・カイテルなどの実力派俳優がスコセッシのもとに集結。約3時間半という長尺ながら、スコセッシは高いテンションの演出で快走。第91回アカデミー賞で3部門を受賞した「ROMA/ローマ」以上の大反響を呼ぶだろう。

この人たちが主役!

画像: ジミー・ホッファ(アル・パチーノ) 全米トラック運転組合“チームスター”の委員長。しかし性格がキレやすい上、組合は自分のものと過信し、周囲と軋轢が生じる。

ジミー・ホッファ(アル・パチーノ)
全米トラック運転組合“チームスター”の委員長。しかし性格がキレやすい上、組合は自分のものと過信し、周囲と軋轢が生じる。

画像: フランク・シーラン(ロバート・デニーロ) 第二次世界大戦から帰還後、トラック運転手をしていたが、ホッファやラッセルと出会って、裏社会の危険な仕事をするように。

フランク・シーラン(ロバート・デニーロ)
第二次世界大戦から帰還後、トラック運転手をしていたが、ホッファやラッセルと出会って、裏社会の危険な仕事をするように。

ここに注目するとさらに面白い!

デニーロ、パチーノ、ペシ、 3大俳優の名演

画像: デニーロ、パチーノ、ペシ、 3大俳優の名演

1973年の「ミーン・ストリート」以来、コンビを組むことが多いスコセッシ監督とデニーロに加え、「レイジング・ブル」「カジノ」などで彼らと組んだペシ(引退していたが本作でカムバック)という黄金トリオに加え、意外にもスコセッシ作品初出演となったパチーノ。3人ともに映画賞を受賞してもおかしくない巧演を見せている。

驚異のCG技術による登場人物たちの若き姿

画像: 驚異のCG技術による登場人物たちの若き姿

2019年に76歳になったデニーロ、同じく79歳になったパチーノなどが登場人物の若かりし日々をどう演じたのかが気になるところ。なんと彼らは最先端のVFXによって、肌などが役の年齢に見えるよう大変身を遂げている。そう知らされないと分からないほど高レベルのCGで、スコセッシの意欲的なチャレンジは大成功した。

アイリッシュマン
ジャンル:サスペンス
Netflixにて配信中

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