今春日本公開される『WAVES /ウェイブス』で脚光を浴びたトレイ・エドワード・シュルツ監督のデビュー作『クリシャ』が2020年4月17日(金)より限定ロードショーされることが決定した。
画像: 4/17(金)ロードショー『クリシャ』予告編 youtu.be

4/17(金)ロードショー『クリシャ』予告編

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画像: 『WAVES』で脚光を浴びる監督の幻のデビュー作が緊急公開

ジョン・ウォーターズ監督が選ぶ2016年のベスト映画に輝く

本作は、カンヌ国際映画祭批評家週間オフィシャルセレクション選出、SXSW 映画祭では審査員特別賞と観客賞をW 受賞したほか、アメリカン・インディペンデント・フィルムでは作品賞や監督賞を含めて、五冠に輝くなど、数々のインディペンデント映画祭を席巻。ジョン・ウォーターズ監督の2016 年のベスト映画にも一位に選ばれた。

親族から疎まれているクリシャが感謝祭に参加するべく、かつて捨てた家族の元へ戻ってくるところから物語は始まる。そこには妹夫婦や姉夫婦とその子供たちが勢ぞろいしていた。クリシャは過去の出来事を後悔し、息子トレイに自分が変わったことを証明しようとする。

そんなクリシャを受け入れようとした家族たちだが、トレイはクリシャの帰還を快く思っていなかった。精神的に不安定のクリシャは、やめていたはずのアルコールに手を出してしまい、感謝祭は醜悪なものへと変わっていく……。

主人公のクリシャをはじめ、監督の親族が多く出演し、監督自らもクリシャの息子トレイ役を演じている。また本作で展開される家族ドラマはシュルツ監督の実の叔母と親族との軋轢、そして薬物・アルコール中毒者でもあった父親との実体験が元となっている。

本作で映画界に震撼を巻き起こした新星トレイ・エドワード・シュルツ監督は、本作をきっかけにA24にその才能を買われ、『イット・カムズ・アット・ナイト』、『WAVES /ウェイブス』を監督することにもなった。

今もっとも注目を集める映画監督の一人、シュルツ監督のエッセンスが詰まった本作はこれまで日本では未公開。京都みなみ会館でのイベント上映をはじめ、限られた一部の劇場と期間限定の配信でしか見られる機会がなかったが、幻のデビュー作がいよいよ公開される。

クリシャ
2020年4月17日(金)、アップリンク渋谷・吉祥寺・京都にて限定ロードショー

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