梅雨が明けると本格的な夏がやって来ます。だけど、今年はいつもより解放感はちょっぴり控えめ。そこで、夏が似合う男優たちと一緒に夏気分を味わいませんか。今回は、青い海と降り注ぐ太陽に負けないきらめきを放つ映画の“夏オトコ”たちをお届けします!まずは、ティモシー・シャラメの存在を世に広めた新たな夏の傑作をご紹介。SCREEN7月号で募集した“夏を感じる映画”の結果もあわせてお楽しみください。(文・熊谷真由子/デジタル編集・スクリーン編集部)

「君の名前で僕を呼んで」(2017)

読者選出ランクイン!!

監督:ルカ・グァダニーノ
出演:ティモシー・シャラメ、アーミー・ハマー、マイケル・スタールバーグ
©Frenesy, La Cinefacture

北イタリアでのひと夏の恋をヴィヴィッドに描いた作品で、とにかくティモシー・シャラメ=エリオ、アーミー・ハマー=オリヴァーのやり取りが真夏の太陽よりもまぶしい。未成熟で華奢なエリオ、自信たっぷりの細マッチョのオリヴァーが見せる川や水場での水着姿はもちろん、随所に美しく切なく儚いシーンが凝縮。

画像2: 映画の中も素顔もまぶしい…!夏が似合うオトコたち【前編】

爽やかなのにどこか切なくて大好きな映画(女性・20)

画像3: 映画の中も素顔もまぶしい…!夏が似合うオトコたち【前編】

北イタリアの夏の景色、建物、自転車、風の色、登場人物の服装…すべてが夏!(女性・72)

画像4: 映画の中も素顔もまぶしい…!夏が似合うオトコたち【前編】

美しい夏のイタリアが二人を引き立てていて素晴らしかった(女性・34)

画像5: 映画の中も素顔もまぶしい…!夏が似合うオトコたち【前編】

夏のきらめきさわやかさ、切なさを詰め込んだような映画(女性・19)

青い空が美を引き立てる!
太陽の光と海に選ばれし夏オトコ

「ムーンライト」(2016)

画像: 「ムーンライト」(2016)

監督:バリー・ジェンキンス
出演:トレヴァンテ・ローズ、アンドレ・ホランド、ジャネール・モネイ、マハーシャラ・アリ

夏の海というわけではないけれど、ビーチや海のシーンが何度も出てくる感動作。大事なことを教わった麻薬の売人フアン(マハーシャラ・アリ)と行った幼少期の海水浴。多感な頃に将来を語り合った唯一の友人ケヴィンとの浜辺の思い出。そしてラストで主人公シャロンの脳裏に浮かぶ月明かりの海辺。どれも静謐でありながら印象深い。

「WAVES /ウェイブス」(2019)

画像: 「WAVES /ウェイブス」(2019)

監督:トレイ・エドワード・シュルツ
出演:ケルヴィン・ハリソン・ジュニア、テイラー・ラッセル、ルーカス・ヘッジズ

兄妹の物語をベースに、傷を抱える若者たちが愛を知り再生していく姿を描く青春映画。印象的な海のシーンがふんだんに登場し、独特の色彩感覚と映像美、サントラも相まってエモーショナル&ロマンティック!特に兄タイラーの繊細さを体現したケルヴィン・ハリソン・ジュニアと恋人の海辺でのシーンはどれも秀逸。

「ザ・ビーチ」(2000)

読者選出ランクイン!!

画像: 「ザ・ビーチ」(2000)

監督:ダニー・ボイル
出演:レオナルド・ディカプリオ、ダニエル・ヨーク、ティルダ・スウィントン

ひとり旅でタイにやって来たリチャードが伝説のビーチを目指す、レオナルド・ディカプリオとダニー・ボイル監督のタッグ作。前半はタイの雑多な雰囲気、ビーチに到着してからは青く澄んだ海と白い砂浜を堪能できる。ロケ地となったタイのピピ島の絶景は必見!スリルを求めて突き進むリチャードの若さゆえの無謀さが魅力だ。

画像6: 映画の中も素顔もまぶしい…!夏が似合うオトコたち【前編】

レオ様の美しさを閉じ込めたような作品(女性・42)

画像7: 映画の中も素顔もまぶしい…!夏が似合うオトコたち【前編】

まるで夏の夢のようでした(女性・61)

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